名残の花
お盆に新しい花をお仏壇に飾りました。
本当は毎日花を飾る方がいいのでしょうが、前は父が一人でいて、毎日水換えもできなかったこと、特に夏はすぐにだめになって水が臭くなることなどから、何かある時だけお花を活けるようになっていました。私が行く時は行った時と帰る時に水換えはしてたんですが、行かない日もありますし。最初はずっと入れてたんですけどね、
まあ母もあまり花を飾るということをしていなかったので、いいかなということになりました。今は私が帰ると無人なので余計です。お盆とか法事や命日などがある時だけにしています。
今回もお盆で飾ったんですが、段々とへたれてきて、いよいよ片付けることになりました。その時に「デンファレ」だけは花がきれいに3つ残っていたので、一緒に捨てるのは忍びなくて、花の部分だけを摘み、小さな瓶に水を入れてそこに挿しておきました。
うん、なかなか良い。
それでふと思ったんですが、
「別に仏花をきちんと飾らなくても、これでもいいんだよな」
妹と、
「ずっと花がないとさびしいから造花でも入れようか」
と、以前から話していたんですが、いいなと思う造花もなく、それもまた味気ないような気がしてそのままになってました。
でも、ちょろっと小さな花を置くぐらいなら、もうちょっと気楽に花を飾れるかも。
花を活けるなんてことしなくなって長くなります。活けた時はいいんですが、やっぱり日にちが経つと水が悪くなってくるし、そのために色々工夫しても、結局は臭くなってしまいますしね
一番正直な気持ちは、いちいち活け直すのめんどくさい、それだったりしますが!
今は実家に誰もいない時間があるだけに、彩りのためにそういうことでもしようかなと思います。
造花より、小さくても生きた花のがいいよね。




