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小椋夏己の千話一話物語  作者: 小椋夏己
2023年  8月
394/1001

紙の本

 いくつか定期的に通っている病院があります。その中でも先日行った病院は大きくて人も多く、何か、たとえばどこかの健康診断なんかとぶつかると、ものすごい人で待ち時間が長くなることもあります。

 

 予約は毎回してあって、というか、そういう形で行く病院で、なかなか飛び込みで行くような病院ではありません。どこかの病院から紹介状をもらって、それで行く地域の大きい病院で、そこで診てもらった結果、また元の病院に戻るというのが普通のコースです。私もそうなってもよかったんですが、まあ色々あって今もそこに通っています。


 この度はそこまで大きな何かと重なったわけではないんですが、いつもよりほんの少し、本当に10分ほど行くのが遅くなったせいか、検査を待つ人もいっぱいで、もうちょっとで座る場所がなくなるぐらいになってました。


 そして、ふと周囲を見渡して、


「紙の本持ってる人が結構多いな」


 と、思いました。


 今の御時勢になる前は、置いてある雑誌を行って読んでいました。定期購読しか無いちょっとマニアックな雑誌とかもあり、そういうのを読むのも待ち時間の楽しみだったんですが、今は感染の関係で本を置かなくなってしまって残念です。

 そんな中、やっぱり一番多いのはスマホを見ている人です。私もその一人ですが、みなさん何をどう見てるのか分かりませんが、手元でスマホを見ている人が圧倒的に多いです。


 それなのに、周囲に紙の本を手にしている方が結構いたんですよね、今回。もしかしたら今までもそのぐらいの方はいらっしゃったかも知れませんが、座っている席の関係などで、意識してなかっただけかも知れませんが。


 角度の関係と、カバーをかけていらっしゃる方もあり、何を読んでいらっしゃるかは分かりませんでしたが、見事に若い人から年配の方、男性も女性もいらっしゃって、なんだかうれしくなってきました。

 今は電子書籍が広く読まれるようになっている時代です。そんな中、私もやっぱり紙の本が好きなんですが、なかなか持ち歩いてまで読もうという風にはならなくなりました。というか、家でも読もうと思って本を手に取りかけて、な状態で、買った本も読まずに置いてあったりします。漫画は1冊15分もあれば読めるので、買ったら自分でカバーかけてさっと読んで終わるんですが、文字の本はさすがにそうはならないので。


 以前はみなさんカバンの中からお気に入りの本を取り出して読む、というのが普通の光景でしたよね。スマホを見ている方もそうして本を読んでらっしゃる方も多いのかも知れませんが、そのあたりは分からないので、「明らかに本を読んでいる」という人をたくさん見かけ、ちょっとうれしくなりました。

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