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小椋夏己の千話一話物語  作者: 小椋夏己
2023年  8月
360/1001

ピコリーノ

 今朝、ネットニュースのネタを見ていたら、


「お、なつかしい」


 と、思う単語が目に飛び込んできました。


「ピコリーノ」

 

 ご存知の方は、私と同じように、


「お、あれだな」


 と、思われると思います。


 これ、名前は知らなくても見てる方は結構多いのではないかと思います。


 公園の入り口などで、車なんかが入らないように金属製の柵を設置していたりしますが、その上に小さな小鳥が何羽か並んでいるのを見たことがないでしょうか? その小鳥たちがついてる柵の名前が、


「ピコリーノ」


 と言います。


 かわいらしい名前ですよね、単純に、


「鳥模型付柵」


 とかにしなかったところに、これを作られた方の愛情をセンスを感じます。


 元々は、


「あの柵に子供達が乗ったり座ったりして危ない、何か方法はないか」


 と言われたところから、上に何かつけたらいいんじゃないかと考えられたものらしいです。

 

 単純に、上に座れないようにするだけなら、もっと無骨な物、例えば危険ですが最悪トゲトゲでもいいわけです。それを小鳥にしようと思った方、いや、神?


 私はこの柵を市民会館の入り口で初めて見ました。


「うわあ、かわいい柵」


 と思って、それからは他の場所でも設置されてるのに気がつくようになりましたが、一番最初に浮かぶのは、やっぱり今でも市民会館です。


 後年、それに、


「ピコリーノ」


 という名前があると知って感激したんですが、いや、今日まですっかり忘れてました。


 上の小鳥ちゃんたちの名前じゃなく、製品名なんですが、この名前だと上に並んでる子たちの名前かと思ってしまいますよね。


 どこかで見かけたら、


「ピコリーノちゃんだ」


 と、思ってあげてください。

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