表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小椋夏己の千話一話物語  作者: 小椋夏己
2023年  8月
352/1001

8月6日、高校野球が始まった

 今日は8月6日、広島の原爆が投下された日です。


 申し訳ないことに、朝のニュースで言ってるのを聞いて、


「あ、今日は6日やったか」


 と、気が付きました。


 20世紀が55年と、21世紀が23年、合計78年前のことになるんですね、もう。

 

 自分が子供の頃は、感覚としては戦争のことはもちろん全く分かりません。ですが、年表で見てみると、こんなに近くなのかと思うぐらいでした。前世紀のことですしね。


 それが、21世紀になってからは、なんだか遠いことのように思えることもあります。たった「西暦」のくくりで一本線を引いただけなのにね。


 もしかしたら、今の若い方にとっては、私が子供の頃の明治時代ぐらいの感覚かも知れません、昭和って。同じく「元号」というくくりで線を引いただけなんですが、全然違う世界のよう。


 そんな21世紀生まれの高校生たちががんばる高校野球、夏の大会が今日から始まりました。


 今、こうして安心して大会が開催できるのも、のんびり「今日は野球のおかげで仮面ライダーも戦隊もなしか」と言っていられるのも、平和だからです。


 もちろん、色々な問題はあるものの、暑さに文句を言いながら、それでも野球やってるんだなと思える今日に感謝を。


 そしてその時、野球が好きで甲子園が中止になって残念だと思いながら、原爆の下にいただろう高校生たちにも安らかに、と祈らずにはおられません。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ