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小椋夏己の千話一話物語  作者: 小椋夏己
2023年  7月
332/1001

「う」は「うなぎ」の「う」

 挿絵(By みてみん)


 本当はこれを書いている今日、2023年7月30日(日)が今年の「丑の日」なんですが、今日は週に一度の休日、なので前日の29日に実家で「丑の日」を済ませてきました。

 

 父がいる頃だったら、日曜日のお昼にさっと行って一緒に食べてということもしてたんですが、いいよね、前日に済ませて日曜日は休んでも。ということで「丑の日イブ」をやってきました。


 毎年、父が「あそこのがいい」と言ってたスーパーで今年も買います。店、変えてもいいかなとも思ったんですが、まあ、なんとなくね。

 そこの後、他に用事もあって、ついでに2軒目のスーパーにも寄ったんですが、1軒目のスーパーのがやっぱりいい気がするな。買っておいてよかった。


 うちは私が子供の頃から、うな丼も「つゆだく」です。やっぱり父の好みでですね。


「うなぎを温めてついてるタレかけるだけの方が簡単なのに」


 と、思ってましたが、やっぱり口がそれで慣れてるので今年もつゆだくです。


 タレを作って、そこに切ったうなぎを入れてくつくつと煮ます。あまり柔らかくなりすぎないように、でもちょっとだけタレが染みるように。煮えたらご飯の上に乗せて、山椒をぱらぱらっとかけて、完成です。「土用しじみ」の赤だしも添えていただきます。


 うなぎって高いですよね。普通の時にはちょっと買おうかなと思わないですが、この時だけは高いけど、奮発してしまいます。

 その年によって「土用の丑」が2回ある年もありますが、今年は1回だけなので、おそらくうなぎはこれで終わりだろうなあ。

 

 本当はうなぎの旬は冬で、夏に売れないからってうなぎ屋さんに相談された平賀源内が、


「じゃあ、キャッチコピー作ったらいいんじゃね?」


 ってことで、土曜の丑の日にはうなぎ、と言い出したのが始まりらしいですが、この暑さでぐったりしている時期に、ぴったりの食べ物を勧めてくれたと思います。


 よし、うなぎも食べたし、暑さを乗り切ってがんばるぞー!

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