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小椋夏己の千話一話物語  作者: 小椋夏己
2021年 10月
33/1001

「七」のつく日から

 このエッセイ「ふと……」を書くにあたり、いくつか自分の中で「ネタの素」として持っていることがあります。

 気になるから、いつか調べて書いてみようかな、話題にしてみようかな、そんなことです。


 書こうかなと思ってなんとなく置いてある、そういう感じだったんですが、そのうちの一つに、ふと、書くきっかけをいただきました。


「日にちを読むのに14日は『じゅうよっか』と読むのに17日は『じゅうなのか』と読まないのはなぜだろう」


 チラッとそういう疑問のことをいつか書こうと思ってました。


 ですが、ふとしたことから、「じゅうなのか」と読む方、地域もあるかもと知って、びっくりしてちょっとだけ調べてみました。


 ネットの質問で知人が「じゅうなのか」と読むのが気になる、というものがちらほらあり、その返事を読むと、なんとテレビで発言する方にも「じゅうなのか」と読む方もいる、とのことでした。


 さすがに私はテレビでは見たこともないし、今回知ったきっかけのお話が出るまでは、そんな人はいないだろうと思いこんでました。


 地域的なことは、その地域の人でも「聞いたことがない」という声もあり、その地域がそうなのかどうかまでは分かりません。ですが、私が「どうして読まないのだろう」と思った以上に「どうしてそう読んだのか」と思った人の方が多そうです。


 テレビなどで「こう読みなさい」という決まりでは「じゅうしちにち」が正しいようです。

 これも、関西人である私には、「七」を「しち」よりは「ひち」「なな」と読む方が多いので、そうなのかとびっくりするぐらいです。

 私個人は言って確かめてみたところ、「じゅうななにち」か「し」と「ひ」の間ぐらいの言い方をしているみたいです。


 それと今回言われてなるほどと思ったことは、基本やっぱり「じゅうなのか」「じゅうようか」「じゅうここのか」とは言わないのに、


「どうして『じゅうよっか』だけそう読むのか」


 という疑問、この方がなるほど! と思ってしまいました。


 私は個人的にちらっと「どうしてじゅうなのかって言わないのかな」と思っていましたが、言われてみたらそれだけじゃなく「ふつか」「みっか」「いつか」「ようか」「ここのか」も言わないです。

 つまり「よっか」だけが異端児ってことになりますね。

 

 うーむ、不思議だ。

 今度は「どうして『じゅうよっか』だけそう読むのか」の方が不思議に思うようになりました。


 ちなみに上に書いた「テレビでじゅうなのか」と読む方は、「じゅうしちにち」が発音によって「じゅういちにち」と間違えるからでは、という説もありました。

 

 なんだか思った以上に深い問題なようです、「じゅうなのか」問題。

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