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小椋夏己の千話一話物語  作者: 小椋夏己
2023年  7月
324/1001

勝った人だけ

 よくテレビの番組であることなんですが、何かおいしい物を紹介している時に、


「勝った人だけが食べられる」


 とか、


「負けた人だけが食べられない」


 というのがあります。


 あれって、どうなのよ、といつも思います。


 何か特殊な、本当に一つしかない物で、どうしても仕方なくその取材をした人だけが食べられる、とかなら分かるんですが、なんでわざわざそんないじわるなことをしないといけないんでしょうか。


 以前、届くのが何十年待ちという特殊な物を、その日に届いた方の好意で1つだけ分けてもらい、それを食べられる人を決める、というのをやっていた時には、仕方ないかなと思いました。


 ですが、大抵の場合はそうじゃないでしょ。その場にいる人みんなで食べればいいのに、わざわざ色んなゲームやクイズをやって、食べられない人を決めるというのは、なんとも気分がいいものではないなと思います。


 そういうのって気がつけば普通にあったんですが、いつ頃からやるようになったんだろう。

 今は色んなことに厳しくて、あれはやってはいけない、これは言ってはいけないと言うのに、それこそそんな真似をするのはよくないなと思うようなことは、残っているのが不思議です。


 例えば、何種類かあるものなら、それを選ぶのにゲームをするとかは分かります。


 前に、妹一家が来た時に、色んな種類のケーキを買って持って行ったんですが、妹の家のルールで、じゃんけんをして、勝った人から好きなのを選べる、ということをしました。これは楽しかったですね。甥っ子と姪っ子が小さかったので、大人がどれを食べたいか聞いておいて、ちょっと譲ってやったりとかしたりして、みんなで笑って食べられました。

 結構真剣にじゃんけんをしたんですが、人数が多いのでなかなか決まらないんですよね。そういうことまで楽しかったです。


 たとえテレビであっても、見てるこっちも楽しくいられるような番組にしてほしいなと思います。

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