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小椋夏己の千話一話物語  作者: 小椋夏己
2023年  7月
322/1001

フレンチとアメリカン

 今朝のテレビでちょっと気になることを耳にしました。


「一般的にはアメリカンドッグだけど、北海道では外に砂糖をつけてフレンチドッグと呼ばれている」


 ええっ、そうなの!


 実は、私が一番最初に目にして食べたのは、


「フレンチドッグ」


 の方でした。


 子供の頃行っていた須磨のプール、そこのプールサイドで売っていたがのフレンチドッグで、行くとそれを買ってもらうのと楽しみにしていました。近所の何軒かで行って、子供たちで一緒に食べている写真も残っています。


 それでずっとフレンチドッグと呼んでいたんですが、成長して、プール以外のところで目にする機会が増えると、


「アメリカンドッグ」


 の方が圧倒的に多く、というか、フレンチの方はほぼ見かけなくなりました。


「フレンチとアメリカン、どう違うんだろうか」


 と思ってはいましたが、はっきり言うとフレンチの方はほぼ忘れてしまっていました。


 それが北海道でお砂糖をつけたのがフレンチだなんて……


 それで調べてみたんですが、思った通り、やっぱりアメリカにもフランスにもその名では呼ばれてなくて、アメリカでは、


「コーンドッグ」


 と呼ばれる、似た食べ物があるらしいのですが、衣が日本でおなじみの小麦粉ではなく、とうもろこしの粉だそうです。


 そしてフレンチとアメリカンの違いですが、調べてみたらいくつかの説がありました。


・そもそも違いがない

・ソーセージの種類が違う

・ケチャップと砂糖の違い


 おおまかに言うとこの3つがどこでも見られました。


 私の中のプールのフレンチドッグの記憶では、はっきり言って中のソーセージの違いまでは分かりませんが、今、コンビニでも普通に売られているアメリカンドッグとの違いはありませんでした。


 なので、私的には「そもそも違いがない」説を押したいのですが、北海道では砂糖をまぶすのが一般的で、しかもフレンチの名前が広く知られているようですので、見た目で判断するなら、そう分けるのが分かりやすいのかも知れません。


 中のソーセージに関してですが、これはもう、今はほぼ魚肉じゃないんですかね。使ってても豚肉オンリーじゃなく、鶏肉と混ぜているとか、純粋な豚肉のソーセージなんか使ってたら、今の値段では売れないように思います。


 ご近所のコンビニやスーパーではほぼアメリカン一本なので、これからお祭りの縁日なんかではどうなってるのか、気をつけて見てみようかな。


 そうそう、うちでは母がソーセージにホットケーキミックスの生地をつけて、家で作ってくれたこともありました。私も作ったことがあります。あんな形にはならないけど、それはそれでおいしかったなあ。気が向いたら、また家で作ってみよう。

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