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小椋夏己の千話一話物語  作者: 小椋夏己
2023年  7月
312/1001

びーあんびしゃす

 新幹線で聞いていた馴染みの曲、TOKIOの「AMBITIOUS JAPAN!」が昨日、2023年7月20日で終了となったのだそうです。


 新幹線に乗るとよく聞いていたあの曲ですが、2003年に新幹線の品川駅が開業して以来、新幹線のチャイムとして使われていたとか。20年の間お疲れ様でした。


 しかしですね、私はずっと長い間、あの歌が「AMBITIOUS JAPAN!」とは知りませんでした。TOKIOは知ってるし、鉄腕DASH見て応援もしてるし、好きだし、この歌ももちろん知ってるのに、まさかそれだとは全く気づいていなかったんです。似てるとすら思っていなかった。


 いいわけではないですが、ちょっと違いますよね、リズムとかが。


 「AMBITIOUS JAPAN!」の方は、リズムで言うと、


「び~、あんびしゃす!」


 みたいな感じですが、新幹線のチャイムは、


「び・い・あんび・しゃす!」


 みたいな感じ。


 ね、ちゃうでしょ!


 それで、2、3年ぐらい前かなあ、何かで、そうだと知ってとってもびっくりしました。


 それともう一つ、よしもと新喜劇で結構出てくるんですよ、この新幹線のチャイムが。


 新喜劇に伊賀健二さんという俳優さんがいらっしゃって、この方が、


「横顔新幹線やーん」


 と、色々といじられるんです。


 例えば後ろにくっついて連結されたり、歩いたら「ふぁーん」と新幹線の音を出されたり、それまで向いてたのと反対方向を向くと「東京方面から大阪方面に変わった」とか、細かいのを連続でやられます。

 

 その中に、他の人たちで、


「ちゃん・ちゃん・ちゃん・ちゃ・ちゃん」


 と歌って、


「新幹線のチャイムとちゃう」


 みたいに言われるのがお約束なんです。


 その、よしもと式の、歌詞がない、


「ちゃん・ちゃん・ちゃん・ちゃ・ちゃん」


 が、頭にこびりついているために、全くTOKIOとつながらなかったのです。


 だから、「AMBITIOUS JAPAN!」じゃなくなると聞いた時も、


「そうか、もう新幹線に乗ってもあの音楽じゃないんだなあ」


 と、思うと同時に、


「今度から伊賀さんのネタの時は新しい音楽になるのかな」


 と、思いました。


 今度は新しい曲がみんなに愛され、伊賀さんの出番の時、


「歌が違う」


 とかなんとか、しばらくはつっこまれながら、やがてそれが普通に、いつもの新幹線の曲になっていくのかも知れません。


 しばらく新幹線に乗る予定がないので、私が実際に聞くことができるのは、果たしていつになるのかなあ。

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