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小椋夏己の千話一話物語  作者: 小椋夏己
2023年  7月
295/1001

上は無理

 少し前に、


「トウモロコシ、上か下か」


 という内容の一文を投稿しました。


 今日、その時以来のトウモロコシを食べたんですが、その時に、


「いつもと逆の上の歯で食べるのにチャレンジしよう」


 そう思ってやってみたんですが、これができない!

 いや、むずかしい!


 食べ物って、噛む時のイメージは上の歯を下に降ろして噛み切る、という感じなんですが、私はトウモロコシの場合は、下からすくい取るようにして粒を取っているために、上からだとそれができないんです。


 今日は一人でこっそりと食べていたもので、色々と工夫をしてみたんですが、


「だめだ、できない……」


 無理でした。


 上から粒をすくい取るようにする、というのがまずできない。


 上から粒の途中からでもいいから噛み切る、という形でならできそうなんですが、そんなことすると、歯と歯の隙間に粒の皮が入り込んでえらいことになりそうです。

 

 何回かトライして諦めました。

 やっぱりいつもの食べ方が楽だったのと、今日のとうもろこし……


「全然おいしくない! 甘みも旨味もない!」


 という状態だったもので、労力をかけて食べるのもアホらしくなってきたのです。


 いや、真面目におしくなかった。

 こんなおいしくないトウモロコシ、いつ食べたっけ? というぐらい美味しくなかった。

 

 というか、もっとはっきり言います。


「今日のとうもろこし、まずっ! なんか噛み終わったガムみたい!」


 安かったけど、安いにはちゃんと安いだけの理由があるのだと身を持って知ったような気がします。

 

 ああ、損した!

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