表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小椋夏己の千話一話物語  作者: 小椋夏己
2023年  7月
275/1001

推しがいるから

 先週の今日、私が敬愛するイニエスタがヴィッセル神戸でのラストデイを迎えました。

 あれからもう一週間経つんですね。

 

 そして今日、午後から、私の、イニエスタとはまた違う世界での、


「推し」


がライブを配信していました。


 半時間ほどの間ですが、楽しみました。今はそういうのがあっていいですよね。


 しかし、いつからこの、


「推し」

 

 という言葉が定着したのでしょうか?


 とりあえず意味を調べてみたら、


「主にアイドルや俳優に対して使われる言葉で、人に薦めたいと思う人のこと」


 らしいです。


 今はリアルにいないマンガやアニメのキャラなんかにも「推し」を使うので、この説明はすでに古いのかも。


 ですが、元々は説明にもあったように、1980年代のアイドルブームの時から使われ始めて、2000年頃のモーニング娘やその後のAKB時代を経て、2011年に流行語大賞にノミネートされたらしいです。結構歴史が古いんですね。


 どうもAKBの総選挙の時に、


「自分はメンバーの◯◯推し」


 という言葉が使われたことから一気に広まったようです。言われてみればその頃からだったかもという気もします。

 

 「推し」という言葉が普通に使われるようになると、今度は2019年頃から、


「推し活」


 という言葉が広まりだし、今ではこちらもすっかり定着したようです。


 こちらは「推し」を応援したり、他の人に広めたりする活動、ということでした。


 うむ、その気持ちはすごくよく分かります。先週もイニエスタグッズ結構買いましたし、経済的に余裕があったらもっともっと買いたかったと思っています。


 私はあまりそういう風に「自分の推し」とかって使っていませんが、まあその言葉を使うと説明しなくても分かってくれるのでいいかも知れない。そう考えると、なかなか便利な言葉ですな。


 この秋には推しのバンドのツアーもあり、すでにチケットゲットだぜ!

 まだお金を振り込んだだけで手元には来てませんが、一応チケットは確保されているということです。


 思えば昔から、こういうことを目標として、


「今度◯◯があるからそれまで死ねない!」


 ということを言っていたと思います。


 なんでしょう。

 こういうことを繰り返していたら、私はなんだか永遠に死なないような気がします。


 推し活は経済を回し、日本の平均寿命を押上げているのかも知れません。


 世間の皆様、世界を元気にするためにも、推しを持ちましょう!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ