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小椋夏己の千話一話物語  作者: 小椋夏己
2023年  7月
269/1001

三色丼

挿絵(By みてみん)


 今日は、というか、今日「も」簡単に作って食べたいなと思いました。


 朝から雨、買い物にも行きたくない。

 家にある物だけでなんとかしたい。

 さて、何を作るか……


「あ、あれができるな」


 思いつきました。


「三色丼」


 鶏そぼろ丼、なんてのでも見かけますが、うちは豚肉の細切りで作ることが多いです。


 上に乗せるのは三色だったらなんでもいいでしょう。

 いつもは茹でたいんげんが多いですが、今日はキュウリにします。

 この間大袋に入ったのを買ったら、人からいただいたのでキュウリはまだ残ってた。


 まずキュウリは千切りにします。これは茹でたいんげんでも一緒です。まあ食べやすければなんでもいいんですけどね。


 次に炒り卵を作ります。

 玉子は甘い方がいい人もあるんでしょうが、うちは塩だけです。

 ボウルを洗うのもめんどくさいので、深めの保存容器に卵を割って塩を入れ、それを油を敷いたフライパンで炒めて炒り卵の完成。できたらそのまま卵を割った容器に移します。予熱で容器についた卵も火が通るので問題ない。無精もここまで極まれリ、です。


 最後に豚肉です。

 ちょうど特売で買ってあったロース肉の薄切りを使います。小分けして冷凍でもしようかなと思ってたんですが、半分使います。残りはやっぱり冷凍するか。

 細切りにし、砂糖と酒でしっかりと炒めます。火が通ってきたかなと思ったら醤油も入れて少し煮詰める。あまり佃煮みたいに煮詰めず、ちょっと汁っぽく仕上げます。ご飯にかけた時にタレにもなりますから。


 さて、ご飯が炊きあがったら、うえに三等分して盛り付けたら出来上がりです。

 お昼の手が空いてる時に具を作っておいたら、夕方、ご飯が炊きあがったら盛り付けるだけ、簡単です。


 汁気たっぷりの豚肉のタレで卵とキュウリもからめながら食べていきます。


 うむ、うまし!

 具は作っておいて冷凍もできますから、余分に作ってもいいでしょう。キュウリはだめですけど、いんげんだったら茹でたのを冷凍できるので、何か作るのが面倒な時に解凍してご飯にかければ完成です。もちろん卵も冷凍できます。


 はあ、一食済んだ。

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