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小椋夏己の千話一話物語  作者: 小椋夏己
2023年  6月
255/1001

木曜日の朝

 今、これを書いているのは2023年6月29日木曜日です。今年の前半も残り2日ですね。


 一週間のうちで木曜日の朝は、なんとなくのんびりできます。なぜかと言うと、ゴミを出す日ではないからです。

 うちのエリアは燃えるゴミ、つまり生ゴミを出すのは火曜日と金曜日、そして水曜日は隔週で1、3、5週がビン・缶の日、2、4週が燃えないゴミの日です。

 ダンボールなどのリサイクルできる紙類や布類は第3土曜日です。


 平日でゴミの日がないのは月曜日と木曜日なんですが、月曜日は週の始まりでなんとなく慌ただしい。なので、木曜日だけは唯一ゆっくりできる朝なんです。


 というわけで、以前は木曜日を私の定休日にしていました。実家の仕事は休みが日曜日だけなので、間で一日休みをもらうようにしたんです。母が亡くなってからは日曜日以外は祝日もずっと実家に通っていたんですが、ある時2年続けて入院することになり、そうしないと「体がもたない」となったんです。高齢の父を一人で家に置いておくのは心配だったんですが、先を続けるためにも、よっぽどの用事がない限り、何もなくても家で休む、を仕事と考えて行かない日を作ることにしたんです。


 今はまた木曜日も実家に行くようになってますが、そのあたりはもう一人でやってることで、無理せず、逆に平日でも自分の都合で休みを入れるようにしていく、と決めました。まだ何年かは今の仕事を続けたいので、そういうことにしました。


 それで、日曜日以外は休みがなくなってしまったわけですが、それでも木曜日の朝はやっぱり気持ちがかなり楽です。


 なんででしょうね?

 ゴミ出しなんて、ちょろっと出しに行けばいいだけ、しかもうちはマンションの前が収集所なので、さっと行ってさっと出すだけ。日によっては仕事に行く時についでに出すだけなのに、「それだけのこと」がやっぱりちょっと負担です。


 特に燃えるゴミの日、一応規則では「8時までに出してください」となってるんですが、そんな時間に来ることはまずありません。午後から、なんてことも多いです。

 なのに「まだ大丈夫だろう」とちょっと遅くなったら、その日に限って行ってしまってる! なんてこともあったりします。

 

 そのせいなんですかねえ、特に火曜日と金曜日の朝はなんとなく緊張感を持って目が覚めるのは。

 

 本当に今日は開放感!

 ビバ木曜日!

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