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小椋夏己の千話一話物語  作者: 小椋夏己
2023年  6月
242/1001

うどんのあげさん

 今朝のテレビで、


「きつねうどんのおあげさん」


 の話題が出ていました。


 ふっ……また食べ物の話題です。


 きつねうどんに乗っているのは甘く似た薄揚げです。

 あの甘いおあげさんにお出汁にじゅっと染みて、それがとってもおいしい。

 誰が開発したか分かりませんが、いいコンビネーション!


 なんですが、甘くない「おあげさん」を使ったうどんが関西にはあります。

 他の地域にあるのかどうか分からないので、とりあえず「関西では」と言っておきます。

 関東出身の人とその話になり、知らないと言っていたのでそうかなと思ってます。


「うちの地域にもあるよ」


 という方がいらっしゃいましたら、教えてください。


 話は戻りますが、そのあげは、細く切ってうどんのお出汁と一緒に炊いてあります。なので食べてもお出汁の味です、甘くない。


 その話になった時に、ふと、思いつき、


「甘くないおあげさんを使ったうどんあるの知っとう? なんて呼ぶか知っとう?」


 と聞いたのですが、その相手が考えるだけ考えて答えたことがあまりにかわいくて、大笑いしてしまったのです。


「こぎつねうどん?」


 どうですか、めちゃくちゃかわいいでしょ! おそらく、「細く切ったあげ」と言ったので、小さいきつねから「こぎつね」になったんでしょうが、あまりのかわいさにおおウケしてしまいました。


 いやあ、そうきたか。

 想像もしなかった。

 うん、こぎつねでもよかったかも知れない。


 でも残念ながら正解ではありません、正解は、


「きざみうどん」


 です。きざんだあげが入っているからでしょう、そのままです。


 答えを聞いてこぎつねと言った関東人はがっかりしてましたが、私はいいものをもらったので満足です。

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