表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小椋夏己の千話一話物語  作者: 小椋夏己
2023年  6月
217/1001

父の日の花は何?

 6月の第三日曜日は父の日です。


 母の日はよく覚えていても父の日は覚えていないって方が結構多いようですが、母の日の一ヶ月と一週間遅れ、全部ちょっと遅れてると覚えるといいかも知れません。


 母の日の由来は、母を亡くしたアメリカのアンナ・ジャービスという少女が、


「お母さんが生きている間に感謝を伝える機会を」


 と呼びかけ、母の命日に白いカーネーションを配ったことからだそうです。その日が1905年の5月の第2日曜だったことから、毎年その日が母の日がなりました。


 そして父の日は、ジョン・スマート・ドッド夫人が、


「母の日のようにお父さんにも感謝の日を」


 と、夫人の父親の誕生日のある6月に教会で礼拝をしてもらったことから始まったそうです。


 父の日は1910年からなので、5年の間に母の日はもう広まっていたってことになりますね。

 もっとも、公式に決まったのは母の日が1949年、父の日が1972年ですから、そっちはかなり遅れてになりますが。


 どうせなら6月の第2日曜にしてくれれば覚えやすかったんでしょうが、こうして全部ちょっと遅れてなので、第3日曜でいいのかな、とも思います。


 そして母の日と言えば上にも書きましたがカーネーションです。お母さんがご存命の方は赤、亡くなっている方は白がお約束。


 では、父の日の花はなんでしょう?


 私は高校の時だったかに何かで、


「父の日の花はバラ」


 と読み、それから父の日にはバラを、送ったのではなく、そのために植えたミニローズを見てもらってました。


 母の日にはやはりミニカーネーションを見てもらってましたが、買っても枯れるし、ずっと花があったらにぎやかかなと思ってそうしてました。今はどちらも枯れてしまいましたけど。


 それでずっと、


「父の日はバラ」


 と、思っていたんですが、今朝のテレビでは、


「父の日には黄色い花」


 と言っていて、


「へ?」


 と、思いました。


 いや、そんなん初めて聞いた、なんで?

 ってことで調べました。


 やっぱり本場のアメリカでは赤と白のバラなんですが、なんでか日本では黄色いバラになっているとか。


 これは、黄色いリボンには、


「愛する人の無事を祈る」


 という意味があるそうで、そこから黄色にしたんだそうです。へえ~、 幸せの黄色いリボンとかからきたのかな?


 最近では、


「黄色い花って言えばひまわりじゃね?」


 ってなことで、最近は黄色いひまわりが人気とも言ってましたが、そこまできたらもうそもそもの由来と全然ちゃうではないか。


 もちろん黄色いバラや他の色も売れてるそうですが、うーん……

 まあ、あげる方ももらう方もうれしかったらそれでいいかー


 そういうことで、疑問が解決されたので私は満足です。


 またミニバラとミニカーネーション植えようかなあ。

 そういやベゴニアも植えようかと思ったんだった。


 ただ、植えるのが実家なので、世話できなくてどうしても枯らしてしまいがちなんですよね、前のもそうして、母が亡くなってから次々に枯らしてしまいました。


 ま、そのうちに。

 今は自分の心の中にカーネーションとバラがあればいいかな。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ