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小椋夏己の千話一話物語  作者: 小椋夏己
2023年  6月
208/1001

謎のギシギシ

 今朝起きたら、なぜだか足腰がギシギシ言っていました。


「何これ、まるで遠足の次の日みたいな」


 昨日は普通の一日で、仕事や用事には動いてましたが、そんなギシギシ言うようなことはしてないはず。


 半月ほど前、神戸まつりでイニエスタを追っかけて三宮から元町まで走った翌日に少しギシギシありましたが、そんな運動もしていない。


 朝起きてからの自分の動きを思い出してみましたが、やっぱりそんなギシギシ言うようなことはやってません。


 ただ、少しだけ余分の用事というのがいくつか入りました。その一つ一つは本当に些細なこと、ほんの数分のこと、それがいつもの用事の間にちょこちょこと入ったんです。その度に立ち上がって動いて対処してまた座ってを繰り返していたように思います。


「ちょ、待てよ!」


 と、なんかのドラマの人みたいに思わず自分に突っ込みました。


 いや、本当にちょっとのことなんです、運動なんて言えるもんじゃない、例えて言うなら、ティッシュを使おうと思ったら箱が空っぽだったので新しいのを取りに行った、レベルのことがいくつか入っただけなんです。

 一番歩いたのは買い物に行ったことですが、そこもいつも買い物に行ってるところで、某大手倉庫店やアウトレットなんて広い場所に買い物に行ったわけじゃありません。普通に食材を買いに行っただけのことです。


「うわ、たったそれだけのことでギシギシ言うぐらい運動不足なのか」


 愕然としました、そして思いつきました。


「ってことは、そのレベルで動けば運動になってダイエットとシェイプアップになって健康になるってことじゃないの?」


 嘘か本当か分かりませんが、トイレに行く度に5分だったかな、軽く運動する習慣をつけたらめちゃくちゃ体重が減ったという話を聞いたことがあります。


「よし、今日から5分は無理でも間に1分、運動する習慣をつけよう!」


 と、思いました。


 ……………………


 おそらく、思った、だけになるでしょう……


 とりあえず今日は筋肉痛、傷ついた筋繊維を休ませて太くなるように見守らなくてはいけません、今日は運動しちゃだめよー!←言い訳

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