表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小椋夏己の千話一話物語  作者: 小椋夏己
2023年  6月
200/1001

味付けのりか焼きのりか

 テレビで味付けのりが出来た時の話をやっていました。


 明治時代、まだ京都の御所にいらっしゃった明治天皇が東京へいらっしゃった時に、東京土産として持って帰っていただくのに東京の海苔屋さんが、


「味が付いていた方が召し上がっていただきたいのでは」


 と、味をつけたのが始まりだそうです。へ~


 ずっと前に何かで、


「関西人は味付けのりの方が焼きのりより好み」


 というのを見ていたので、てっきり関西発だと思っていたもので意外でした。


 と、話の続きがあり、東京で生まれた味付けのりですが、当時は1枚ずつ手作りであまり広まらず、その後で大阪の海苔屋さんが大量生産を始めてそこから広まったとか。へ~


 私は大抵の味は関西至上主義ですが、いくつかそうではないものがあり、その一つが味付けのりです。食べないことはないですが、どちらかを選べと言われたら焼のりを選びます。のりに関しては関西主流組ではないんです。


 どうして焼きのりの方が好きかと言いますと、味付けのりって甘くてベタベタしてるので、さらっとして甘くない焼きのりの方が口に合うんです。なので選べる時は焼きのりをチョイスしています。


 子供の頃は、なんでだか分かりませんが焼きのりって高級なイメージがありました。実際の評価はどうか分かりませんが、庶民的なのが袋に6枚ぐらいで入ってる味付けのり、贈答用などが焼きのりみたいに思ってました。なんででしょう? もしかしたらテレビやなんかのご贈答品のイメージが焼きのりだったのかも知れませんが、気がついたらそういうイメージだったので、確かなことは分かりません。


「炊きたてご飯にのりで食べたいなあ」


 時々そう思うことがあるんですが、そんな時は巻きずしに使う板のりを買ってきて、それを切って食べることが多いです。


 だって、小さく切って個別包装してあるのり、高いからあ!

 板のり切ったら同じお値段でもっとたくさん食べられるからあ!

 

 ある時、どののりを買おうかなと見ていて、


「板のり切ったらいいんじゃね?」


 と気がついて、巻きずし用に多めに入った板のりを買っておいて、お寿司を作った残りを切って密閉袋に入れておくようになりました。


 そういや今年は余分にのりを買わなかったから、今、うちにのりがないな。

 食べたくなったので買いに行こう!

 ほかほかご飯でのり、食べるぞ~

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ