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小椋夏己の千話一話物語  作者: 小椋夏己
2023年  6月
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ケーキのいちご

 いちごのケーキじゃありません、ケーキのいちごです。タイトルで合ってます。


 ケーキ、大好きなんです! できれば毎日食べたいけど、そんなことしたらどえりゃあことになるでしょう。それに多分飽きるな、うん。

 そんなみんな大好きケーキですが、色んな種類があります。その中で一番メジャーというと、やっぱり生クリームで上にいちごが乗ったあれじゃないかと思います。

 

 で、そのいちごなんですが、いつ食べますか? あるマンガを読んでいたら、「やっぱりいちごは最後よね」と置いておいたら、それを他の人に取られてしまうというシーンがありました。


 そのシーンを見て、


「え、いちごって最後なの?」


 と、ちょっとばかりびっくりしたのです。


 なぜなら、私はそういう場合、いちごを最初の方に食べるからです。

 

 人には好きなものを最初に食べるタイプと最後に食べるタイプがあり、私は通常は最後に食べるタイプですが、ケーキのフルーツは早めに食べたいのです。


 それには理由があります。


「ケーキのスポンジやクリームよりフルーツは酸味があるから」


 甘いのを食べた後に酸味のあるフルーツ、酸っぱくなりません? いちごやキウイや梨にりんごにさくらんぼ、どれもケーキやクリームより甘いということはありません。なので、甘い後に食べたら酸っぱく感じてしまうので、最初か、最初ではなくとも最後より前に食べて、甘いチョコやクリームで甘い甘いで終わりたいのです。

 いちごなんてそんなフルーツの中で一番クリームで酸っぱくなるのの代表、なので、まだ口にクリームやその他甘いのが行き渡ってしまう前に、いちご本来の甘さと酸っぱさを楽しみたいということです。


 それに、上に乗ってるいちごを食べても、大抵の場合は中にもスライスして入ってます。その薄いのがクリームとコラボしているところを食べるのはいいんです、いい感じなのです。でも、いちごだけ単品で食べるのなら、それはもうケーキとして食べなくていい、いちごとして食べればいいという感じ。


 なので、最初に上のいちごを食べて、それからゆっくりケーキの本体に取り掛かるのがいつものパターンです。

 できれば周囲についてるクリームとスポンジの部分を最後に食べたいけど、そうするとケーキが倒れてしまうので、仕方なくそこそこまでがんばって倒れる前に上や横のクリームいっぱいの部分を食べて、最後にクリームとスポンジがほどほどの部分でフィニッシュが私のベストなケーキの食べ方です。


 みなさんはケーキのいちご、どのぐらいのところで食べますか?

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