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小椋夏己の千話一話物語  作者: 小椋夏己
2023年  6月
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星占いの順位

 朝、テレビをつけてあっちこっち見ていると、大体番組の終わりぐらいにその日一日の占いをやってます。大体が星占いか、もしくは誕生月占いなことが多いかな。


 以前、


「方法が知りたい」


 で、


「血液型占いってどうやって占うんだろう?」


 という内容で書いたことがあります。


 なぜなら、血液型ってごく近年になって分かるようになったことで、それの何をどうやって占ってるのかが疑問だったからです。


 それとは違って星占いは歴史があります。人類が夜空の星に何かの意味をもたせ、その運行を見て、なんらかの一定の条件の中に吉兆を見出すようになった結果が今の星占いだとしたら、大量にデータがあり、それを分析するという科学的手法の積み重ねから、もしかしたら何か判断する基準があるのかも知れません。


 なんですがあ、


「なんでこんなに番組によって差があるの?」

 

 と、今度はそっちに疑問が。


 同じ時間帯のあっちとこっちの番組で、私の星座の順位が全然違うんですよね。こういう場合、どっちを信じればいいんだ?

 

 テレビのだけじゃなく、他の星占いのサイトで私の星座を調べてみたら、順位が出ているところは2位から11位まで色々とありました。順位が出てない占いではラッキーカラーを調べてみたんですが、これも黒からアイボリーからグリーンから白から色々あって、結局バラバラ。


 星占いのやり方はちょろっと見てみると、生まれた時の太陽の位置だの、星の運行だの色々から判断して結果を出すんだそうですが、最初の生まれた時の太陽の位置というのはみんな違うでしょうから、おそらくそれは置いといて、まとめて「何座の人の」と出す時には、その期間に生まれた人の一ヶ月の星の運行をメインで調べるのではないかと思います。


 アバウトですよね、これと言って絞れないのはなんとなく分かります。

 そのやり方できちんと「今日の運勢」って言っても、星座の始まりの頃の生まれの人と、次の星座の直前の人だと差が出て当然かなと思います。


 結局、当たるも八卦当たらぬも八卦ということになるんでしょう。今日のラッキーアイテムだって、その番組やサイトで全然違うから、自分が気分が上がる物を持てばいいんだなと思います。

  

 ただ、何か根拠がほしい人、例えば今日、意中の誰かさんに告白をしよう、なんて思っている人は、勇気をくれる結果が出てる星占いに頼って動けばいいのかも。そのための手助けになってくれるなら、「鰯の頭も信心から」で「信じる者は救われる」です。どんと背中を押してもらいましょう。


 ちなみに、本日の私の恋愛運ですが、あっちこっちで見たところを総合すると、


「内気なあなた(私のことです!)は受け身が過ぎるとせっかく到来している今のチャンス期を逃してしまうので、積極的に相手の予定が埋まってしまう前に、価値観を分かち合える遊び心のあるデートプランを立ててみてね。あ、八つ当たりはだめですよ」


 てなことになりました。


 えっと、結局どうすりゃいいんだ、これ?

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