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小椋夏己の千話一話物語  作者: 小椋夏己
2023年  6月
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縦型と横型

 今回も引き続きMRIの話です。


 私は昔から人の付き添いでよくMRIの検査の時に近くで待っててあの音も慣れてますし、今ではそうして付き添いしてきた人たちより、場合によってはたくさんMRIの検査を受けてるような状態なもので、結構慣れてなんとも思いません。部位も足の先から頭のてっぺんまで、そりゃもう色んなところをガンガンギンギンやられてきました。


 なんですが、知人で一人、


「閉所恐怖症でMRIを途中で出してもらって、怖くて検査を受けられない」


 という方がいらっしゃいました。


 確かにあの中にしゅるしゅると吸い込まれるのは、そういう場所が苦手な方には厳しいのかも知れません。

 特に、頭ならまだ頭だけ突っ込めばいいですが、場所が腹部や腰、あるいは私も受けたことがありますが、足だったりしたら全身があの中にすっぽり入ってしまうわけです。しかも動いけないように固定されてますからね、閉所恐怖症でなくとも、何かあったらどうしようと怖くなる気持ちは分かります。


 そんな人のために朗報です!

 今は頭からしゅるしゅるだけではなく、横から入る形のMRIあります!

 一度だけ、その時は自分が受けたんではないですが、なんでだったかその機械を見たことがあるんです。

 う~ん、何の時だったかな、忘れましたが、ここ数年の間に見ました。


 ベッドがあって、その上に寝転んだら、撮影する機械の部分を上下でサンドイッチするみたいにして撮影するようです。

 なんでもかんでも知りたがりなので、その時もそれが何なのか検査技師さんだったかなあ、その人に聞いたらそう説明してくれました。見ただけではMRIと分からない感じでしたから。それで受けてみたいなあと思ったんですが、その日は自分がMRI検査を受ける日ではなくて受けられなかったので、非常に残念に思いました。


 私のように知りたがりの方は「MRI 横型」で検索すると画像が出てきますので、どうぞ。

 てか、調べて分かったけど「オープン型」呼ぶのが正解みたいですので、「MRI オープン型」でどうぞ。


 そしてさらに調べて分かったんですが、今はまだ、


「オープン型は画質に期待ができません」

 

 って、あんた、そりゃあかんがな! 検査する上で致命的やがな!


 ということなので、閉所恐怖症などでどうしても普通のMRIはだめだが、やっぱり受けてみないとだめな人のみ、と今のところはなっているのかも知れません。


 こんなのは日進月歩、あっという間に技術が進みますから、もうちょっとしたら大部分が横型、じゃなくてオープン型になって、もっと気楽に受けられる日が来るんじゃないかと思いますが、それまではよっぽど怖くて入れない方以外はガンガンギンギンがんばりましょう。

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