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小椋夏己の千話一話物語  作者: 小椋夏己
2023年  6月
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テレビの生字幕

 前回、ドラマなどを字幕付きで見るということを書いたんですが、最近は生放送の番組にも字幕が付いていることがあります。


「生字幕のため遅れることがあります」


 みたいに最初に出るんですが、それはまあ仕方がないことですよね。


 ただ、その遅れ方とかその他ちょっと、色々楽しみに見てしまう部分もあって、あえて字幕を付けて見ることがあります。


 一番はやはり、人名とか地名とかが字で出てくれるので分かりやすい。

 それから、うっかり聞き逃した部分を後でそうだったのかと分かることがある。


 それと、これは民放ではない某テレビ局だけなのですが、放送してはいけない言葉、例えば商品名などを出演者がつい言ってしまった時に、


「さあ、字幕ではどう出すのかな」


 なんて、ワクワクして見たりしてしまうのです。


 近年、かなりゆるくなったとはいえ、まだまだあの局では出せない単語とかが多いですからね。


 そういえば、もうかなり前になりますが、朝の情報番組で当時のMCだった女性アナウンサーが、うっかり商品名を口にして後でハッとしてたことがあり、それは結構有名な逸話としてネットでちらちらと目にすることもありますが、たまたまその時リアルタイムで見ていました。


 その方はその後にもこんな発言をしてくれて、個人的に大変大喜びしたことがあります。


「カビをキラーするやつ」


 この頃はまだ字幕を出して見てなかったんですが、これはなんとかそのまま字幕にできたかも知れませんね。


 生放送の時にそうやってちょっと遅れる生字幕を楽しんだりもしてるんですが、時々録画のバラエティなのに遅れて字幕が出てるのがあります。あれはなんでわざわざ遅れたのを出すのか不思議でしょうがないです。収録の時にに生放送みたいに字幕を付けて、それをそのまま流してでもいるんでしょうか、だとしたら随分と融通が利かないことだなあと思います。

 そもそも字幕は言葉を聞きにくい方用にというのが本来の用途だと思うんです。生放送なら仕方ないけど、バラエティなんかはリアルタイムでぴったり流してくれないと、笑うタイミングとかがずれてしまいますよね。なんで直さないんだろう。


 AIが登場して、これからは音が出た瞬間に瞬時に同時通訳みたいに文字が出るようになる可能性もあります。私のように違う楽しみ方をする者にはちょっとつまらなくなるかも知れませんが、本来の使い方、どうしても必要な方用の生字幕にはいいことだなと思いました。

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