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小椋夏己の千話一話物語  作者: 小椋夏己
2023年  6月
181/1001

水菜のおひたし

挿絵(By みてみん)


 仕事や用事で忙しい日はご飯を作るのもめんどうだったり、疲れたりします。


 そんな時にはカップ麺や冷凍食品で済ませてしまったり、いっそ外食をしたりすることもありますが、ちょっと常備菜でもあればそれでなんとかなったりもします。


 常備菜と言ってますが、それももちろん作る手間ひまがあるわけで、普通にご飯を作るほどの手間をかけてまでやるのは面倒です。


 そんな時、これからの季節にすごく簡単に作れて、そして大好きな一品があります。常備菜にも色々ありますが、これは本当に簡単なのでちょこちょこ作って冷蔵庫にこっそり隠れていたりして。


「水菜のおひたし」


 水菜は関西ではメジャーですが、以前は関東ではあまり見なかったとか。最初にそう知ったのはある漫画の中だったのですが、全国的な野菜だと思っていたのでこの時も前回書いた「中学がお弁当の方が少数派」と同じぐらいびっくりしました。


 「京菜」とか「糸菜」という呼び名があるということも、その時初めて知りました。「京菜」というぐらい関西の野菜ってイメージなんですね。


 まず水菜を買ってきます。書く必要もないでしょうが、まずそれがないと始まりません、当然ですが。

 なんでわざわざ書いたかと言いますと、菜っ葉類はその時期によって値段がめちゃくちゃ違うからです。わざわざ高い時期に買うことはないです、安い時に見つけたら即買って造りましょう。


 まずお湯を沸かします。これは水菜を茹でるためと、それから漬けるお出汁を作るためです。お鍋で沸かして一部を密閉容器に分けてお出汁用にしてもいいですし、私はなんだったら密閉容器に水を入れて適当のレンジで沸かしたりもします。めんどくさがりの知恵です!


 お湯にちょっと濃い目に薄口醤油を入れて漬け汁完成です。


「え、それだけ?」

 

 はい、それだけで構いません。

 今は、今はね、ふふふふふふふふ……


 お湯が湧いたらそこに水菜を入れてさっと茹でます。本当にちょっとでいいです。しなっとしたらそれでいいです。茹ですぎなくていいです。しつこいですが、ちょっとしなっとしたらもうそれでいいです。

 茹ですぎないように水に取り、それを適当な長さに切ります。食べやすいぐらいに適当です。その切ったのをさっきの密閉容器に作ったお出汁にどんどん入れていきます。


 そしてこれが仕上げ!


「かつおぶしをえーい!」


 出汁と水菜を入れた上からたっぷりとかつおぶしをぶちこみましょう。

 これで完成です。旨味はかつおぶしから出ます。


 水菜とかつおぶしを盛り、少しばかり出汁をかけてもいいでしょう。これで一品仕上がりました。

 冷蔵庫で何日かもちますので、漬けてあるところから適当に盛ってその日の一品にどうぞ。


 連休に遊びに来た友人にも一品として出したのですが、みんなおかわりしてくれました。

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