表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小椋夏己の千話一話物語  作者: 小椋夏己
2023年  5月
166/1001

なぜ明太子

 ちょこちょことポストにあるテーマパークの招待状のようなものが入っています。


「めんたいパーク神戸三田」


 なんで神戸で明太子?

 なんでテーマパーク?


 ずっとどうしてそんなところにそんなテーマパークがあるのか不思議だったんですが、少し前にテレビ番組で紹介していたのをたまたま見て、疑問が増えました。


 茨城、愛知、静岡、滋賀、群馬、そして兵庫の6箇所にあるのです。

 本場の九州にあるのならまだ分かるが、なんでそんなあっちこっちに。


 で、ですね、よくよく話を聞いてみたら、テーマパークとは言ってますが、言ってみれば工場見学なんですよね。どうやって明太子ができてるかを見て、そして中のレストランで料理を食べ、帰りにはできたての明太子をどうぞお土産に、ということらしい。納得~


 この近くにある某ビール工場の見学には行ったことがありますし、他にも某大きなお菓子屋さんの工場、別のビール工場のお祭りみたい、日本中で呼び名が変わる丸いあんこの入ったおまんじゅうの工場にも行ったことがあります。工場じゃないけど、酒蔵見学とかも行きました。

 振り返ると、飲めないのに飲む関係のところ結構行ってますね。まあ飲めても車で行ってたので結局飲めてませんが。


 工場見学は楽しいです。そこで子どもが楽しめるイベントもあって、ついでにできたての明太子を試食なんぞしたら、そりゃ買って帰りますな。それで経営が成り立っている、うむ、納得です。


 今日、実家に着いたらポストにまたご招待のハガキが入っていました。それを持って行ったら明太子味のポテトチップスをもらえるそうです。ちょっと心が動いてたりして。


 結局何か買い物してしまうとしても、無料で楽しめる施設ということなら、行ってみようかなと思う人も多いでしょうね。


 ハガキをじっと見て、


「行ってみようかな」


 と、ふと、つぶやいている自分を発見してしまいました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ