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小椋夏己の千話一話物語  作者: 小椋夏己
2023年  5月
154/1001

まニャ板

挿絵(By みてみん) 


所要で出かけたついでに100均に寄りました。小物をいくつか買いたいと思ったからです。


 必要な物を買って、通りがかりにキッチンのコーナーへ。


「そうだ、薄くて小さいまな板が一つ欲しかったんだった」


 まな板って料理をするのに両面使ったら次は洗わないといけません、当然ですが。それ以外にもちょっとした小さい物だけ切りたい時に普通のまな板を使うのはめんどくさい。

 家の方で試しに買った薄いまな板がなかなかいいのです。それでお昼にいることが多い実家にもそういうのを1枚置いておきたいなと思いました。


 前も100均で買ったので同じのがないかと探したんですが、ない。便利そうなオススメの日本製のやつ、角が立ち上げてあって切った食材が転がらないとか、穴が空いててひっかけられる、とかってをたくさん置いてある。でも私が欲しいのはこれではないのです。


「薄くて、ぺらぺらで、そして日本製」


 さがしていたら緑色のそういうタイプがあったんですが、うーん、緑か……できたら白がいいなあ。


 と、その横に、


「なんだこれは!」


 薄い猫っぽいまな板が!


 上が丸みを帯びて耳に見える三角がついていて、なんとなく猫っぽい!

 あまりに可愛すぎたら実用的じゃなくなるけど、この程度なら普段使いに問題ない。


「買いだな……」


 もしもこれに猫の顔とか付いてたら買ってません。リアルじゃないのがいい。そう思いました。


 買って帰って、


「やられたわ……」


 上に巻いてた紙を取ったら下に猫の手形(足型?)が!

 まさかこんなもんが付いてたなんて!


 あまりにキュートだったのでお気にいりになりそうです。

 ってか、100円(税抜き)だしもう1枚買ってしまいそうで危険なまな板です。

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