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小椋夏己の千話一話物語  作者: 小椋夏己
2023年  5月
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一人旅

 ネットのニュースで、


「今一人旅が人気」


 というのが目に留まり、ちょっと読んでみました。


 旅行の形態の第一位は「夫婦2人」なんだそうですが2位が「一人旅」だそうです。へえ、家族数人や友人とより多いのか。ちょっと意外。


 理由は「人と一緒だと合わせるのがわずらわしい」の大きいそうですが、まあ分からないではないです。私もこれまでの人生で多少の経験はあります。


 私は一人で行動するのも多人数で行動するのもどちらも楽しめる得な性分で、もちろん一人旅もしたことがあります。全くの一人きりではないですが、人生2回目の海外旅行でもツアー参加ですがエジプトまで一人で行ってきましたし。

 もうちょい体力と財力があったら一人で世界一周とかしたかったです。あと英語力か。


 それで一人旅をするのはいいんですが、大抵の場合、旅先で知り合った人と一緒に行動するようになってしまいます。


「すみません、カメラのシャッターお願いします」

 

 大抵はここから始まりましたね。


「こちらも撮りましょうか」


 それを繰り返してるうちに、


「どちらから?」

 

 と会話が進み、


「そんじゃご一緒に」


 となって、その日一日の道連れとなる、がパターンです。


 これも楽しいですよ。

 その後で連絡先を交換して連絡取り合ったこともありますが、大抵は一日終わったら「良い旅を」でそのままになってます。

 なんとなく、今にして思うとみなさんともっと連絡先交換しておけばよかったかな、と思ったりもしますが、まあこれも運命でしょう。


 そしてそんな旅の話を友人にして、こう言われたことがあります。


「おまえのは正確には一人旅じゃない、一人じゃなくなってるんだから」


 いや、ごもっとも。


 ということで、上に書いた、


「もちろん一人旅もしたことがあります」


 はもしかしたら嘘なのかも知れません。


 どっちだろう?

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