表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小椋夏己の千話一話物語  作者: 小椋夏己
2023年  5月
131/1001

パンのサービスデー

 また食べ物の話で恐縮です。ですが、私の頭の中の半分は食べ物のことなのだな、と理解していただいているとありがたいかと思います。


 毎朝パンを食べていると前にも書きました。いつものお店でパンをまとめて買って、冷凍してあります。

 これは、まだ母も妹も家にいて家族4人と鳥もいた頃からずっとのことです。いつでもパンだけは切らさないように、気がつけばそういうことになってました。


 母と妹はそのお店の食パンが好きで、父はハードトーストが好きです。私はどっちも食べる感じ。鳥も食パンが好きでした。なかったら鳥以外は違う方のパンを食べても問題はないのですが、できるだけ好みのパンが食べられるようにそうしていました。


 そのパンを買う日なんですが、毎月決まって、


「サービスデー」


 があります。


 どうせ冷凍して食べるんだから、金券をくれる日に合わせようとそういうことになりました。この日は買ったパンの値段に合わせて金券をくれるので、次に買う時にそれを使ってパンを買います。かなりお得になります。


 今回は今週がそのサービスデーのある日です。ちょうどパンも切れました。今回は食パンを1本と父が好きなハードトーストを電話で予約しておきました。サービスデーにはやはりお客さんが多いので、特にお店で焼き上げるハードトースト、注文しておかないと買いに行ってもない時があるんです。次に焼き上がる時間にもう一度行くのは面倒ですからね。


 今は近くにお店がありますが、一番最初に買い始めたスーパーの中にあった支店から始まって、ちょこちょこと新しいお店ができたり閉店したりを繰り替えているもので、その度に買いに行く支店は変わりましたが、今は徒歩でも行けるところにできたのでありがたいです。

 一番遠い時は6キロほど離れたところまで買いに行ってたものです。そのぐらいそこのお店のパンがうちのパンなんです。


 今日は買って帰ったらお昼に焼き立てパンをいただきます。焼き立てのパンって本当に格別においしいですもんね。

 そして明日、明後日食べる分を残して冷凍しておき、金券の期限切れになる前に適当な日にまたパンを買いに行くのです。もちろん、その日のお昼も焼き立てパン。月に何度かのお楽しみのお昼ご飯です。 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ