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小椋夏己の千話一話物語  作者: 小椋夏己
2023年  5月
128/1001

守るお仕事

 日本に世界から偉い人がたくさん集まるということで、広島に警察官がたくさん集結しているそうですが、それはとても当然のことだなと思います。

 

 日本では昨年、今年と続けて元総理、現役総理が狙われるという出来事がありました。海外のVIPにもしものことがあってはいけません。それはヒグマのマークの北海道のおまわりさんだって集まってくるというものです。


 それで思い出してたんですが、流行病よりもうちょっと前のこと、うちの最寄駅の駅前商店街のお祭りにご当地アイドルが来るということで、見に出かけていました。私はそのアイドルグループのファンなもので。


 縁日のように出店(でみせ)も出てるし、他の催し物も色々あって、なかなか盛況にやってました。

 そして全部が終わった後、商店会長さんの挨拶と一緒に、地元出身の政治家の方の挨拶もありました。


 その方、名前は伏せますが大臣までやってるような超有名人です。その時に大臣やってたかどうかは忘れましたが、政治に疎い私でも知ってるぐらいの有名人です。


 その方が挨拶するというので見てたら、学校の朝礼の時に校長先生が挨拶するような台に乗って、マイク持って色々と話をしていました。そして話が終わったら、寄ってくる人たちとにこやかに握手まで。


 和やかな風景でしたが、つい同行者にこう言ってしまいました。


「今、私がやろうと思ったらできるよね?」


 何をどうやると説明しなくても分かってもらえると思います。

 一応周囲にそれっぽい人もいましたが、私が何か怖い物をぶつけるとかしようと思うとできるんじゃないか、そういう感じに見えました。


 その方は総理大臣ではないですが、それなりに知名度のある政治家さんです。


「こんな警備で大丈夫なのか?」

 

 正直、そう思って見てました。


 実際のところは分かりません。そう見えてもしっかりガードがあっちこっちにいて、怪しい動きをする人をチェックしてたかも知れないし。

 でも昨年の事件の時、テレビで見た映像は、その時の商店街のお祭りとそう変わらないものに見えました。


 性善説を信じたいけど、万が一のことがないように、そのあたりは性悪説でやってもらいたい。

 今日、テレビを見てたら関西のテレビ局の人が警察の方に何回もどこの誰かと質問されたと言ってましたが、それぐらい当然かなと思います。


 何かあって泣いても遅い。大げさなぐらいやって、そういうのはちょうどいいんじゃないかなと思います。守る方々は大変でしょうが、がんばって、後で無事に終わったなとホッとしてくれるまでがサミットかなと思います。

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