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小椋夏己の千話一話物語  作者: 小椋夏己
2023年  5月
120/1001

血が……

「血が……」


 少し前ですが、そう思って一瞬びっくりしたことがあります。

 何の時かと言いますと、歯ブラシの上にハミガキを絞り出した時でした。


 ということで、今回もお口のケアの関連話になります。


 話は戻って、すごくびっくりしたんです、ハブラシの先に赤い物がついていて。


「出血するようなことあったかな」


 と、一瞬考えました。


 歯磨きしてるとたまにそういうことがありますが、よっぽど傷つけたとかでない限り、それは出た方がいい血なので気にしなくていい、そう聞いています。これもまた、何年かしたら変わるかも知れませんけどね!(なんとなく不信感)


 ただ、今回はまだハミガキ出しただけなのに、と、そこで気がつきました。


「ああ、ハミガキ変えたんだった」


 と。 


 少し前ですが、なんとなくいつもとは違うハミガキを買ってみました。

 特に理由はありません、本当になんとなくです。

 

 そのハミガキはずっと前にも使ったことがあるかも知れないけど、もう長いこと使ってなくて本当に久しぶり、なぐらいに買ったものです。

 絞ると赤、白、青の3色になって出てくるあれで、その赤が一番に目に入ってびっくりしたのでした。


 それまで実家で使ってたハミガキも、自分で買うようになったハミガキも、どれも白です。もしかしたら白にも200色ぐらいあるのかも知れないけど、とにかく白グループであることには間違いがありません。


 思えばこのハミガキ以外のハミガキは、みんな白な感じがします。子供用のいちご味のピンク! とかあったら色が着いてるかも知れませんが、それでも多分全体にピンクですよね。


「他に白以外のハミガキってあるんだろうか」


 気になってネットで調べてみたんですが、見た限りはこれ以外のハミガキは白みたいな感じでした。もちろん、全部を絞ってみたわけじゃないのでさっと見た限りはですが、

 中には「炭が入って黒いです」と謳ってるのがあり、そういうのはまた別ですが、特に色に説明がないと白な感じがします。


 気になったのでまた調べてみたところ、なんと、元はイギリスの会社なんですね! 知らなかった、てっきり日本のメーカーのだと思っていました。


 売り出した当時は「白と青」の2色だったそうです。

 言われてみれば、そんな感じのを見たような記憶があるような、ないような……


 白は「虫歯予防」で青は「口臭を防ぐ」効果、後に加えられた赤は「歯垢除去」の象徴らしいですが、驚いたことに、


「色で効果が異なるわけではありません」

 

 って、えー、そうなの!?

 そんだけのこと言ってるなら、それぞれ特化したハミガキかと思うじゃない!


 そういうことで、以前には阪神タイガースカラーというので、黄色と黒のも出したことがあるらしいです。うーむ、知らなかった……


 色で違いがないってことは、これはもう完全に目立つことを狙ったとしか思えません。そして他社がそれに追随(ついずい)しないってことは、後から真似しても特に得がないってことなのかな?


 今朝はもうかなり慣れて赤い色を見て「血」と思うことはありませんでしたが、理由を知ってますます「そんだけのことかよ」と思ってしまうようになりました。次はもう前のに戻すかも知れません。

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