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小椋夏己の千話一話物語  作者: 小椋夏己
2023年  4月
110/1001

リアル不要!

 ドラッグストアに色々と買い出しに行きました。

 

 買ったのは柔軟剤、ボディソープにシャンプー、それからお風呂に入れる塩素とか歯磨き、歯ブラシなどなど。どれもほったらかしてたらそろそろ足りなくなってきた物の補充です。


「ついでに他に買うものなかったかな」


 売り場をうろうろしていて、ふと、目が留まった物があり、思わず眉間にシワが寄りました。


 いや、必要なんですよ、絶対必要。特にこれからの季節には絶対いるんです、こういうの。でも見ると不愉快……


 何かと言いますと、1匹見たら13匹はいると言われてる「アレ」を撃退するシリーズです。

 大嫌いです。恐怖を感じます。見たくない、出てほしくないナンバーワンの「アレ」対策グッズ。


 実家は古いのと、環境的に外から入ってきやすいので、前は、


「これまいてたら弱るよ」


 とかいうのを使ってたら、実家行くたびにあっちこっちでひくひくしたり、乾燥したりというのを見つけ、見つける度に泣きながら処理してました。


 そうしたら友人H氏が、


「そんなもんまくからそのへんで死ぬねん、ホウ酸団子まいとけ」


 と言ったんですが、ホウ酸団子って奴らがおいしいと思って食べにきて、巣に持ち帰ってそこで死ぬってやつですよね? 


「ってことは、食べに来るんやん、来てほしくないんだが」


 と抗議したのですが、


「つべこべ言わずに置いとけ!」


 と、どーんと説教され、置いてみたらそれからどうも見かけないような気がします。


 で、そろそろまた交換しないとなと思って売り場を見てまた顔をしかめました。


「なんでこんなリアルな絵を描く必要があるのだ、各メーカー……」


 もうね、箱持つだけで嫌! みたいなデザインなんですよ、多くが。

 中にはかわいらしいファミリーキャラとか、なんか簡素化したようなイラストのもあるけど、大抵のが何を競っているんだとムカつくぐらいリアル。


 私は各メーカーに言いたい!


「あなたたちの商品を購入する消費者は、アレを愛でるために購入するわけではないのでリアルな絵はやめてほしい!」


 と!

 

 今日はとりあえず見るだけ見て買って帰りませんでしたが、近々交換時期が近づいてるので、昨年買った水色のちょっと見たところ置物っぽいやつと、丸に手足がついたぐらいの、口が裂けても可愛らしいとは言いたくありませんが、そういう系統の絵がついたやつを買って帰ろうと思います。


 もう一度言いますが、


「リアルな絵、いらんからな!」


 です。


 スプレーのやつは「脱皮缶」なんてのがあるんだから、置くタイプにもぜひぜひよろしくお願いいたします。

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