表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小椋夏己の千話一話物語  作者: 小椋夏己
2024年  9月
11/1001

小瓶の使いみち

 前回、「おつかいに行って瓶ビールのサイズが分からず、大でも小でも交換してももらいやすいように中瓶を選んだと」いう話を書きました。


 それで気になりました。


「大瓶は結婚式や法事などの宴会で見ることがある、中瓶はスナックとかの飲み屋さんで出すらしい。じゃあ、小瓶はどこで飲まれてるものなの?」


 上にも書いたように、何かの宴会のおりに出されるビールは大瓶だと思います。

 自分が出席した宴席でもそうですし、テレビで見る宴会などでも、絵的にサイズ的に、大瓶を持ってコップに注いでいる気がします。

 こんな場では大人はビールなど、飲めない人や子どもはミネラルウォーターやサイダーがやっぱり瓶で並びます。缶ビールや缶ジュースが出た記憶はないような。


 そして飲み屋さん、銀座のクラブだとかシャンパンタワーを作るようなルイなんとかって高価なブランデーなどを出すホストクラブなどは分かりませんが、スナックとかお好み焼き屋さんとか、お手軽に軽く飲むお店は中瓶を出しているように思います。詳しいわけではありませんが。


 では小瓶は?


 小瓶って、例えばおしゃれなカウンターバーでライムをチュッと突っ込んで口飲みするビールなイメージです。でも量的にそのぐらいだと、家で飲む方は350mlの缶ビールになるような気がします。


 小瓶はどこで飲まれているんだろうと考えていて、本当に、ふと、思い出しました。


「そういえば、おじさんが大瓶と小瓶を買っていた気がする」


 前回に書いた母の兄ではなく、伯母の夫が大瓶と小瓶を買っていたのを思い出しました。


 この叔父の場合、大体は大瓶を1本、定年後のお風呂上がりの楽しみにそれを飲み、その日によっては小瓶を一本追加して飲んでました。思い出しました。


 大瓶と小瓶、633mlと344mlで合計977ml、大体1リットル、つまり500mlの中瓶2本分になります。毎日同じ量を飲むのなら中瓶を買えばいいのでしょうが、この伯父のように「もうちょっと欲しい」時に足すのには小瓶がちょうどよかったんでしょう。


 なるほど、と自分で思い出して納得していたんですが、これはあくまで私が知る人個人のことです。業務店なんかでずっと小瓶を出すお店、あるのかなと気にはなります。


 もう伯父も伯母も亡くなってしまったので本人に聞くわけにはいきませんが、今度いとこに会ったら聞いてみようかな。忘れてなければ、ですが。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ