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小椋夏己の千話一話物語  作者: 小椋夏己
2023年  4月
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朝風呂銭湯

 前回、銭湯での洗髪の話を書いたんですが、それで思い出した銭湯のことを書いてみたくなりました。


 私は関西在住ですが、以前、叔父が転勤して関東に長らくいたことと、高校卒業後は東京に進学した友人のところへ遊びに行ったり、東京へ就職した友人のところへ遊びに行ったり、それから一時は東京で仕事を探そうと思っていたこともあり、よく東京へ行っていました。近年ではネットで知り合った人たちと関東で集まることもあり、本当によく行ってたなあ。

 

 その時に深夜バスを使うことが結構ありました。料金も安いし、寝てる間に着くのでなかなかよかったのです。


 大体朝の6時台に到着するんですが、そんな時間にはまだやってないところも多いし、どうしようかと色々考えて、ふと、


「朝風呂やってる銭湯ないかな」


 と思いついて調べたら、東京に一軒だけ朝風呂をやっているお風呂屋さんがあるのを発見しました。

 場所は御徒町、交通の便もいいしと行ってみたら昔からのよき銭湯という感じで、それからは東京に行く度に使っていたぐらい気にいりました。


 それ以来、一人でも、連れがある時にも、


「こんなお風呂屋さんがあるから」

 

 と、朝風呂でさっぱりしてから東京を満喫、が定番になってました。


 東京のお風呂は熱いと聞いていたんですが、そこまで熱いと思った記憶はないですね。元々、ぬるいお風呂が好きなんですが、どうだったのかなあ。


 気になってちょっと調べてみたら、老舗の銭湯だけあっていくつか紹介してあるページを見つけました。それによりますと、


「名物の朝湯は地下水をガスで沸かすので朝は熱め」


 と書いてあったんですが、うーん、気持ちよかった記憶しかない。もしかして、私、熱いお風呂も平気なのか? もしくはバスの寝起きで半分ぼーっとして入るからしゃきっとして気持ちがよかったのかも知れませんね。


 そういえば、一度、ガラス戸をなんだろうと開けたら、向こう側でお風呂を沸かしているおじさんたちと目がバッチリと合い、「失礼しました」とばかり黙って戸を閉めてお湯に浸かるという恥ずかしい真似をしたこともありました。どこに行っても好奇心で痛い目にや恥ずかしい目に合ってる私ですが、あの時も本当に恥ずかしかったです。いや、でも、あの戸は気になるし、これまでに開けたのは絶対私だけじゃないと思う!(力説)


 どんどんと減っている銭湯ですし、私もほとんど行く機会はないんですが、やっぱりこれからも残ってほしいなあと思います。また次に東京に行く時はあそこを利用したい。


 あちこちで紹介されているから名前を書いてもいいですよね。

 御徒町近くの「燕湯さん」です。

 よろしければみなさんも朝湯、楽しんでください。 

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