13 前編 初動画あげるで(震え声)
(※ニンテンドーのロックマンらしきゲームが頻出します。苦手な方はご注意下さい...申し訳ありません)
あと、長いです。
ども、マユキこと渡辺でございます。
とうとう配信する日が近づいて来た。
配信と言うよりかは企画を考える日やな、今日は。
まぁ...無難にゲーム実況やろかなぁ、
なんて思とる。
幸いなことにSw〇tchもP〇5もあるし...
最新のソフトをどれか買うて
順々にやっていこかなて考えてる。
例えば...まぁ、例ではないけども
ストーリーのあるやつが良えなぁ。
リアクション取りやすくってもグッジョブや。
ホラーは苦手やし...ん〜...
ロック〇ンとか?確か最近最新作出とったやろ。
まぁ...最新とはいえ古い気もするけども
最初はそれでいこかな。
早速タクシーで店に行って、
(最近自転車とか使ってないから更に体力落ちてる
気がする)買って帰った。
「へぁ〜...」
これが最新作かぁ。綺麗なグラフィックやし、
ほんまみたいやな。
配信前にちょっとやってみよかな...
なんて思うたけど、やっぱり初見プレイが良えと
思う。ので、やめといた。
あ、告知せな。
#チュブルーム三期生#灰白マユキ
#ライブ配信#ゲーム実況#ロック〇ンHyperdive
初配信やなぁ...緊張するわ。
皆、見に来てな。
明日、〇時丁度から僕、始めるから。
皆が見に来てくれたら、僕...嬉しいわぁ。
ロック〇ンの最新作、やるんよ。
最後にはましゅまろも食べるから、
皆、なんでも送ってきてな。
恥ずかしいのは恥ずかしいからヤなんやけど...
期待して、見に来てくれるの待っとるで。
こんな感じでええやろ。
マネさんにはもう過剰なくらい媚びてけと
言われてるけど、そこまで行ったら流石に俺が
恥ずかしいから、踏み出せてない。
まぁ...今でも大分と媚びてるて思てるんやけど...
あかん、考えたら羞恥で死ねそうや。
やめとこやめとこ。
さて、もう早めに準備しといたろ。
その方が良えと思うしな。
あと、2回目にして何やっとんと思うかもやけど、
新兵器の活用も期待したいわ〜。
ゲーム機本体をパソコンのディスプレイに繋ぎ、
接続確認。
その後も用意したり
次々送られて来るましゅまろ
(リクエストメッセージ的な奴)の多さに
目を回したり。
美幸、ハルくんと遊んだり、
ハルくんからネットでの大体の評価を聞いて
二人して喜んだり。
そんなこんなで、いよいよ生配信が迫る。
既に開いてある背景、
マイク接続や諸々の設定を急ぐ俺。
コメント:
・こんにちはー
・こんちゃーす
・こんちは
・こんにちはー
・こんばんはー
・こんにちは
・マユキちゃんこんにちは
...
送られてくるコメントの数々に喜ぶ俺。
相当多くの人が来てくれとるやん、って。
やっと準備完了した時、相当の人が待機しとった。
「ぅぇぁ...」
歓喜と驚愕の混じった独り言が漏れる。
閲覧者はそれを聞き逃さんかったらしく、
コメント:
・うぇあ頂きました
・ふぇあ
・ぇあ
・ゥエア
・、、、。
・
・昇天してる奴らいるwww
・マユキくん可愛い
・言葉漏れありがとうございます
・待って可愛い
・マユキちゃんすき
・同時閲覧者数に驚いちゃったかな?
・可愛いじゃん(謎の上から目線)
...
コメントにどんどん書き込まれとった。
「は、恥ずかし...」
その一言にも反応してしまい、
もう気にせずアバターを出した。
しかし、3Dモデルは俺の体勢をそのまま映し出した。
つまり、顔を覆い恥ずかしがって悶えているポーズを
そのままマユキがとっていた。
コメント:
・初回から神回ww
・...
・超可愛いんだが、どうしたらいいんだ
・...ふぅ
・
・これって実際にも恥ずかしがってるって事よね
・待ってそれ可愛いじゃん
・
・死んでる奴多すぎて草
・お前らタイピング早くね???
・うぇへへ、それ程でもあるさ
・やめぃ気持ち悪がられるぞマユキちゃんに
・嫌だァァア!ごめんマユキ君!
・可愛ゆい...天使
・あぁ、癒される...
・気にしてないよ、マユキちゃん!
・そうだよマユキちゃん
...
「こんにちは〜マユキです。...皆優しいなぁ。
あと、死なんといて...?僕の所為で死んだて、
僕めっちゃ悲しなるから」
優しいコメントが多い。素直に嬉しい。
「今日は、僕の初配信やね。
つまり、僕の初めて...ごめんなんでもないんよ
忘れて」
首を振って己の頭から叩き出す。
コメント:
・ひょぉおぉぉおおお!!
・KAWAII
・切り抜き班!!!頼む!
・ふっ、生き返ってきたぜ
・マユキちゃんの初めては俺がもらった!
・俺は死んでないぞぉ
・何バカな事...私のに決まってるでしょ
・違うな、私のものさ
・マユキちゃんの!初めて!!
・それはともかく超可愛い
・切り抜き聞きたい
・神は言っている...ここで死ぬ定ではないと
・大丈夫だ、問題ない
・小動物みたい
・飼いたい
・寧ろ養いたい
・悶えてる可愛い
・あ゛ぁ゛〜...浄化される...
...
「だから死なんでって言うてるのに...
生き返ってぇな?
...さて、本題に入ろ思うんや。
今日、初めての配信でやるゲーム、
ロック〇ンHyperdive!
前評価はかなりの高評価やったけど...
どうなんやろか。見ていこぅ思います」
ゲームを起動する。
コメント:
・よっ、待ってました!
・よく在庫あったね
・人気よね、これ
・やった事ないな
・生き返るわぁ...
・主人公設定はどうするのかしら?
・あれか、性別とか名前とか見た目とか
・まぁ大体デフォルトだろ
・それがね、それの結構作り込みがすごいんだとよ?
・ほぇぇ
・じゃあマユキちゃん似のキャラ作るんだろうか
...
「や〜...これがロック〇ンかぁ。
ゲームはあんまり...やってへんしなぁ、僕。
上手く出来るか心配やなぁ。
えっと、キャラメイキング?
じゃあ、全部白にして...目は灰色、やな。
髪型も変えれるんや。じゃあ、ポニーテールで...
顔の形とか、顔のパーツとか...凝ってるなぁ。
制作会社さん、お疲れ様です」
コメント:
・心配するマユキちゃん、可愛い
・切り抜き班!お疲れ様ですのとこ頼むぅ!
・結構キャラ似てきてるね
・そうだね目がぱっちりしてるマユキちゃんなんか新
鮮
・てぇてぇ
・仰げば尊しました
・良え子や...
・そうなの!作るの大変なの!ねぎらって!
・製作者居て草www
・性別はデフォルトの男性のまま変わってないね
・気づいてないだけだよ...マユキたんはオンナノコ...
・こえーよ
...
「え、え〜と...じゃあ、初めて行くで?
お、こういうストーリーなんやな」
『30XX年、人類が新次元メカ
「フルダイブ」を発明した時代から
早30年。更に進歩した技術は、
身の回りを全て機械に任せフルダイブの中だけで
過ごす事が可能になっていた。
人類が仮初の世界で各々の幸福に浸っていた、
その時...
一体、いや一人のロボットがコンピュータを
乗っ取ったのだ。
厳重なセキュリティの壁をものともせず、
全人類の命をその手に握り、
仲間を増やした[RobotDr.マグシ]。
そして、「フルダイブ」のデバッグAI...
名前を決めて下さい _ _ _ _ _ _ _・・・』
「ここで名前決めるん...?
いや、さっき決められへんかったから、
どこでやるんやろ〜とは思っとったけど...
ムービーの中て...なぁ?」
コメント:
・困惑してる可愛い、てぇてぇ
・マユキちゃん可愛い
・生まれてきてくれてありがとう
・尊し
・あぁ、とぅてぇなぁ
・ムービーの中で決めるって結構普通よね
...
「そうなんや...ありがと。
じゃあ、名前は...Mayukiで...いいかな」
『...「フルダイブ」のデバッグAI、Mayukiは
マグシを取り除くため、今起動するーー』
その後、光のチューブの中を通るような
ローディング画面を終え、セレクト画面に入った。
「八ステージ...皆、僕はどこ選んだら良えと思う?」
コメント:
んー、下真ん中
氷ステージがおすすめ
定石だな
右上〜!(適当
じゃあ左真ん中
氷〜
どこでもいいんじゃない?
「ん〜...氷のステージがお勧め多いんやね。
そうやなぁ、そうしよっか」
左下のステージを選択する。
てれれってれってー、てれれってれってー、
てれってー、てれってー、
てってーてれれれー。
見慣れた横スクロールアクション。
「んー、普通ショットと長押しでチャージショット。
スライディングとかダッシュもあるんやね」
動作確認を軽くして、いざ進む。
「初見なんやけど...結構いけるもんなんやね」
コメント:
・余裕なのも今のうちだぜマユキちゃん
・へへっ
・悲鳴を待つとしよう
・そうね、期待よ
...
皆様のおかげで、ブクマ数評価ポイント共に
かなりの勢いで上がっております。
上を見れば先人たちの凄さはキリがないのですが...
今日も、ブックマークや評価(下のお星様)を
お願いします。
ロック〇ンについては僕自身4以降のものを知らない
ので多分あやふやになってるんでは無いでしょうか?
本当すみません。開き直ってるわけでもありません。
あとなんでお前ファミコンカセット持ってんだよとか
絶対中学生がやるゲームじゃねーだろとか思うかも
ですが、
うちは規制が厳しくゲームが殆ど家にありません。
なので家にあるゲームと言ったらファミコン位で
それも親同伴の時のみです。
この小説書いてるのもグレーゾーンです。




