閑話その一・初期魔導騎士について
『魔導騎士から始まる、現代のゴーレムマスター』は不定期更新です。
これはオマケね。
物語の中で、十六夜悠が作った最初の魔導騎士の一覧です。
表示されている装甲値と機動値は、装備によって変化します。
また、契約時のカラーによって、最大150%の機体性能ボーナスがつきますが、現時点では白カラーの悠のみが恩恵を受けています。
基本的には、全ての魔導騎士は、契約したものにしか扱うことができません。
これは契約解除することで別の人が使用することができますが、個人所有機である『ブレイザー』と『綾姫』はオンリーワン登録のため、契約者である十六夜悠と秋田小町以外は使用できず、契約解除も不可能です。
この二騎のみ、契約解除には専用の魔導具を必要とします。
なお、魔導騎士の数え方は、一機、二機ではなく『一騎、二騎』と数えます。
これは開発者である悠のこだわりでしょう。
駆動システムはエーテルドライバー。
機体の制御と意思伝達システムは魔導核によって制御されています。
ちなみに全機体、素材はアルミニウムとセラミックの合金ですが、ブレイザーの二番騎だけはミスリル軽合金で作られています。
自分だけ狡いと思いませんか?
◾️機体コードと初見
・機体コード01『タイプ・ハルバード』
主人公の十六夜悠が使用する機体。
中近接格闘型で、ハルバードの扱いが得意である。
軽装甲、高機動型と、悠が趣味で作った機体であり、現存数はこの一騎のみで量産はしていない。
・機体コード02『タイプ・ソードマスター』
近接格闘型で、片手剣、両手剣の扱いが得意である。
中装甲、中機動型と、全ての機体の標準値。
子供たちの一番人気でもあり、いろいろな鎧と武器を持たせている。
ソードマスターなのにメイスを持たせられたり、中には二刀流をやらされたりしている。
外見がシンプルな勇者系騎士なのが、子供の人気なのだろう
・機体コード03『タイプ・量産型』
タイプ・ソードマスターをさらに簡略化して、外装を外した素体のみのデザインである。
ゆえに全ての武器、防具が平均的に使える。
装甲値、機動値は装備により変化する。
フレームだけを見ると、本当に特徴がないため、子供たちの間ではダントツ不人気ナンバーワン。
・機体コード04『タイプ・ニンジャ』
近接格闘・近接射撃型で、小刀、クナイ、手裏剣などの扱いが得意である。
軽装甲、高機動型と、移動しながらの攻撃が得意である。
ソードマスターに続いて人気なのだが、打たれ弱いのか勝ち星を上げずらい。
・機体コード05『タイプ・クノイチ』
タイプ・ニンジャの女性型デザイン。
性能はタイプ・ニンジャに準じている。
他の機体は悠のゴーレム魔法で簡単に外見性別を変化できるのに、なぜかこいつだけは初期から女性デザインである。
なお、現存数は小町の一騎のみであり、追加生産する予定もないらしい。なんで?
・機体コード06『タイプ・プロテクター』
近接防御型、シールドおよびパリーイングダガーの扱いが得意である。
重装甲、低機動型であり、ダメージ軽減効果を装備している。
大人の中では、体験会でこれを愛用する人がたまにいるのだが、がっちりと守ってばかりで見ている子供達には不人気である。
・機体コード07『タイプ・ハルバードII』
タイプ・ハルバードのミスリル軽合金タイプであり、欠番として扱われています。
悠が自分用に作ったオリジナル機であり、趣味丸出しの鎧とハルバードを装備しています。
作ったは良いけどテスト稼働した時点で、表に出すとまずい性能になっていたため、普段は空間収納に仕舞ってあります。
・機体コード08『タイプ・マッハワン』
高機動型。タイプ・量産型に背部魔導ブースターを装備したもの。
軽装甲、超高機動型であるが扱いが難しく、契約時に赤モードでは起動しない。
ピーキーなマニア向け。
子供の体験会では、一人だけが起動に成功し、リングを駆け回って時間切れ引きわけに持ち込んだ模様。
・機体コード09『タイプ・バトルハンマー』
近接格闘型、両手ハンマーを自在に扱うことができる。
中装甲、中機動型であり、ソードマスターのハンマー版であるが、外見がマッチョ。
これは悠の趣味である。
子供にもそこそこに人気があり、同機種対決もザラである。
・機体コード10『タイプ・ブレード』
近接格闘型、刀、薙刀を自在に扱うことができる。
軽装甲、高機動型であるが、専用鎧を装備すると中装甲、中機動型に変化する。
侍をイメージした外見であるが、オプションで着流しをつけることも可能。
親父さんたちの一番人気だが、なぜか白い着物を自作して持ってきた人もいた。
三葉葵の家紋を入れた着物を着ていた『ショーグン』は、子供たちにも人気である。
・機体コード11『タイプ・アックスマスター』
近接格闘型、タイプ・バトルハンマーのアックスタイプ。斧系武器を自在に扱うことができる。
重装甲、低機動型であり、全タイプ中でもっとも重い機体である。
プロテクターよりも重くなった原因は、悠にもわかっていない。
お陰で人気はイマイチだが、愛用している子供曰く、カウンターで一撃必殺らしい。
・機体コード12『タイプ・ハンター』
遠距離攻撃型、弓、クロスボウ、投げナイフなどの投擲武器を自在に操ることができる。
軽装甲、高機動型だが、移動射撃については、まだ補正されておらず、現時点では趣味の機体となっている。
女の子はこの細身のエルフのような外見が好きらしく、魔法の杖が欲しいと注文されている。
魔導騎士の魔法兵装については、現在は検討中らしい。
できないとは、言っていない。
誤字脱字は都度修正しますので。
その他気になった部分も逐次直していきますが、ストーリー自体は変わりませんので。
この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。