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 再試験は、一週間後に行われることになった。

 試験の内容は先に行われたものと全く同じで、前回試験に落ちたものも試験を受けることができる。

「試験はものすごく単純だ。闘技場で魔物と戦う。魔物の強さは全部で四段階で、一番弱い奴から順番に戦って、どこまで倒せたかで競う。もちろん他の受験者次第だが、基本的に第二段階の魔物を倒せれば九割合格。第三段階の魔物が倒せれば確実に合格できる。俺は第三段階まで倒した。烏崎は第二段階。あいつの弟子のユキも第二段階までだ」

 俺が説明すると、スグはある意味当然の質問をしてくる。

「第四段階を倒した人はいないんですか」

「一人もいない。多分、並みの武人でも倒せないだろうな」

 以前、第四段階の強さを知らないで挑んだバカがいたが、そいつは死にかけた。結局後遺症が残って武人にはなれなかった。第三段階まで行ったら時点で確実に武人になれるのに、バカなことをしたものだ。

「とりあえず、第三段階まで倒したら、そこで止めろ。第二段階でも合格の可能性はあるから、もし無理だと思ったらそこでやめてもいい。命が最優先だ」

「わかりました」

「お前の実力なら確実に合格できるから、慌てずに一週間ゆっくり休んで休息して備えてくれ」


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