6話
結果で言うともちろん何も無かったよ?
そもそも一歳の女の子に何かしようとは思いません。思ったらやばい人です。例え年が一つも離れてないとはいえ、おでこにちゅーくらいにしときました。よって何もなかったいいね?
そして次の日何事もなく帰宅、その日のうちにママにネルちゃんの誕生日パーティは行けるのかと聞いたけどこっちの冬の事情によっては行けないらしい。完全に雪で通れなくなることもあれば、その日は雪が無く大丈夫と思って行ったら帰ってこれなくなるという事もあるらしいので、行くとしても長期滞在のつもりで行かなければならないらしい。
それはそれでいいもんって言おうとしたら、リーは、まだ子供だから冬を外で越すのは厳しいぞと、パパから横から口を入れられてしまった。
そこでママがプレゼントを、この町からその日に届く様に手紙とプレゼントを出しましょうと言われたので本を使って明日から文字を読む練習と書く練習である。
基本的に我が家はパパが木こり兼狩りで、ママが家事と木工細工の職人であるらしい。パパの仕事は見たことないが、ママの横で、いつも木を彫ったり、木の小物を作ったりしている所を見ているためプレゼントは杖の根元に何かを彫ったものをプレゼントしましょうと、ママから、パパはその木と練習用の木を採ってくるついでに兎用の罠を設置しに行くみたいだ。
兎の肉はとても柔らかく魔力が豊富で、皮は杖の持ち手のすべり止めにしたり、骨はナイフになるので、その加工が出来る我が家にとっては、余すところなく使えるいい獲物なのである。
その日の夜は、ばあばからもらった本を読んでもらった。
この世界は6大陸に別れていて、まずガルド、今私たちがいる場所が一番大きい大陸らしく、貿易、生産が盛んであるらしい、そんな大陸は国が3つ、まず私たちがいる、ガルドの中でも2番目に大きい聖正国一番大きく最も戦力が集まっている帝国。一番小さいが各国、各大陸から様々な部隊、民族、獣人、悪魔なんでも揃っている合衆国アギト。
小さい国みたいなのはあるが基本的にアギトに吸収されているらしい。
基本的に人がいる大陸は2大陸、1大陸が獣人が統べている国、島国が集まっているもう1大陸。悪魔が統べていると言われている第5大陸、存在は否定されているがあると言われている第6大陸でできているらしい、第5、第6は獣人、人が関与してないので共通で第❍と呼ばれている。順序を付けると戦争になるので4大陸は名前で呼ばれているらしい。まずガルド、次に貿易のベルド、獣人の大陸アビサウ、島国のムナリスと呼ばれている。
その本は冒険の物語であった。一人の女性が国を守るため、様々な国に赴き、人と交流し信頼をへて、同中ではドラゴンや神狼にも遭遇し幾多の、死闘を乗り越え国を支えた、聖国の戦女神 ヴァルネシア という名前の人物の物語であるらしい。この女神さまは、お供に 召喚獣の狼を連れていた事でも有名らしい。
召喚獣について聞くと
「もう少し魔力が付く頃までは待ってね、あと一年くらいでリーなら大丈夫だと思うんだけど...」
とママが言っていたので来年の誕生日には、アスお姉ちゃんに召喚の仕方でも教えて貰おうかな?でもあの狼がきたら嫌だな、撫でるたびにそこがいいとか言われたら...ん?まぁそれはそれでもいいか。
また明日が楽しみであるが、今日も魔法を使って寝よう。明日は文字を書いたりかな...
忙しくなるまでは毎日0時に投稿します。
軽いノリで書いてますがぜひ見ていただけたらなと思います。