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1章 5話

さて、意識もあるし、現在地は家である。()()から二時間?私は家のベットに居た。日の登り方とお父さんが起きたので、そのくらいであろう。夢だっただろうか、それを否定するように体が魔力切れ特有のだるさが頭をくらくらさせる。

さて、あの最後に喋っていたのはなんだったのか、とりあえずお父さんのおいしいごはんが待っているので降りようとふと窓を見ると開いている。。。

夢じゃないとしたらどうやって帰ってきたんだ?

まず魔力切れを起こして動けない俺を運べる第三者がいるはずである。

そして俺の家を知っている存在でないとできないことである。

狙いはなんだ?この家の壊滅?まず私からやるとなんらかの支障があるからか?

わからないが魔力切れの体を起こし体を引きずるように台所まで走って向かう。

お父さん、お父さんと叫ぶ。

誰かがいる。お父さんは誰かとしゃべっている。お母さんか?それともまさか自分を運んできた第三者?やばい

「だめだよ、そんなに兎肉ばっかり食べちゃ、うんだめだからね、これはリーシャのだから」

といいながら鷹に兎肉を投げつけているお父さん。

そして

(あほか、そんな殺人犯いるかっての。まずおめぇから殺すよ。ばれる様な真似までして家に戻す必要はないね。お、兎肉くれよ!まだくれ!)

と口を動かしながら鷹が喋る。

いまいち理解できないまま魔力不足の体は転がりまわる。

ここまで走ってこれたのが理解できないくらいである。

お父さんが寄ってくるがいまいち理解できない。とりあえず安心?だから寝たい。




さて、すり傷だらけの体に消毒を塗りながら鷹に説明させる。

(はい。はい。わかった、俺が悪かった、だから兎肉くれ、じゃないと喋らない。え?喋らなくていいから兎肉あげない?それは勘弁してほしいなぁ。契約したから兎トレねぇんだよ?なんだよ、その顔、ん?あ言わなきゃ交渉に使えたか、お前の言う鷹だけにな!)

さて今夜は鷹鍋である。筋肉質でおいしくなさそうだが魔力は豊富そうである。

おっと刺身のがいいかな?風魔法でこう、こうね?

「いじめるのはその辺にして話してあげて?」

とお父さんは兎肉を投げる

(お、くれるのか?気前がいいな!)

いいから喋れと催促しつつ、風魔法で兎肉を手元に寄せる。喋ったらやるからと言った。

(けちくせぇ...まぁこの体じゃ使えないからな。いいんだが。どこから喋るか?最初から?ふむ俺はマーシャルアッキピテル、アッキピテルの中でも最上位のクラス...それはいい?会ったとこから?注文多いなぁ、あっはい、兎肉ですね、喋らせていただきます。

まず召喚時ですね、あまりにも魔力がおいしかったのと魔力変換器ことあなたの作った台座の効率が良すぎてですね、敬語がきもい?注文大杉高杉、鷹だk...はい。えとね、とりあえず魔法陣が簡素過ぎて俺レベルの魔物だと吸い出せるの、で八割でこう出てて来て驚かせて帰らせようと思ったんだけど吸い過ぎたからどうしようかと思っていたんだが、契約すれば魔力の譲渡と魔法の付与が出来た気がしてな。契約してここまで送ってきたわけよ。まぁ数百年レベルのひまだったし、嬢ちゃんの魔力がおいしかったからついてってやるぜ。)

とここまでは犯人の供述。

とりあえず魔力が足らないのでその譲渡やらでマックスまで回復させろという。

(嬢ちゃんにはあわねぇと思うがいいか?いいのか...じゃあほらよ。)

やっとか、今日は教会にむかわn...痛いぞ体が、魔力切れじゃない痛さがきているぞ、まるで3徹明けの朝の様な体が節々痛むようなこの感じ、動けないな?これは。

(あたりまえだろ、魔力の譲渡は慣れるまでは無理だぜ?慣らすまでやるか?俺にとってはお嬢ちゃんに渡すくらいの魔力は1割にも満たないから余裕だぜ?ん?本当にやるのか...俺と契約して魔力量増えてるんでやっぱしんどい...え?つべこべ言わずやれ?あっはい。とりあえず兎肉もらっていいすか?あざっす)

こんな感じの会話をしながら慣らす特訓?をする。朝ごはんが待っているのである程度で終わらせたいのだが。。。

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