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1章 1話

炎に包まれている、ほのかに暖かいのレベルなのだが、これも魔法の効果なのだろうか?と思っていたのだが、炎の外からヴィンばあが声をかけてきた

「私が風魔法でリーを包んでるからねぇ、はよ出ておいで」

あ、そうなのか、まさか風魔法なかったら即死級ちゃう?うそでしょ??

後で知ったのだが、ネルちゃんはイグニスと言う家計らしく、イグニス家は、イグニスの家の血と才能さえあれば魔力はほぼ詠唱に関係なく、炎系統は無造作に使えるらしい。もちろん才能あるものがぽんぽん生まれるわけでなく、アスお姉ちゃんも才能があるのだが、その前の才能があった人は、200年くらい前らしくこうやって才能あるものが連続で二人も生まれるのは稀らしい。

さて、炎の魔法に包まれてびっくりしていた私がとりあえず外に出たところで、炎が宙を舞った。

ヴィンばあの魔法らしい。ヴィンばあは魔法に集中しているが、アスばあはネルちゃんを怒っていた。

そこでとりあえず何も無かったから大丈夫と、声をかけておいて私が何をするか考えておこう。

私は基本的に大きい魔法はないので、ネルちゃんが楽しめるような、簡単だけど良い魔法がないか...応用したものでいいならできるかもなぁと怒られているネルちゃんを呼んだ。

「なぁに?何見せてくれるのー?」

悪びれてる様子はない、私も別に死ぬようなことはなかったので普通に喋る、まぁそこに寝て貰えばいいのではないだろうか。

「地面に寝っ転がるのー?汚れちゃうよ?」

それもそうだな、なぁとりあえず魔法で地面を固めて、土ぼこりを風魔法で軽くとばして、ふむこれで寝っ転がっても汚れはしないだろう。

「おーこれがみせたかったやつー?」

違うよというと、ばあ達が

「違うのか...土魔法と風魔法のいいコラボだと思うのじゃがの...魔力も結構使ってるだろうに」

「まぁ孫は天才じゃからの」

魔力は()()一割も使っていない。と訂正しておこう。

とりあえずネルちゃんには寝て貰って、体を触る。

お医者さんごっこみたいだ...ゴクリ

「くすぐったいよー。」

おっとこの辺にしておこう、ヴィンばあの視線が痛い。

さて使うのは風魔法で体を支える、歩けないときに使っていた応用の魔法である。まずはゆっくり体の下から風を使う。

「おー風が気持ちいよー!!」

気持ちいいのレベルの風じゃないと思うのだが...

まぁ次は徐々に強くして言って、お、浮き始めた

「まさかとは思うがの...」

「孫は天才じゃからな」

それしか言ってないぞ、ヴィンばあ...

でここで一気に強くして、落ちないように横から風の壁を張る。

「おー浮いてるよ!超浮いてる!」

ネルちゃんはこんなに喋る子だったか...?まぁ可愛いからいいけど。

そのまんま体を曲げたりしてみてと言う。もちろん曲がる方向の下からの風を緩めているので簡単に曲がれる。

「すごいどころじゃないんだが?」

「孫は天才じゃからの。」

だからそれしか言ってないぞ。と突っ込みを入れていたのだが10分程度で魔力を使い切りそうである。

やはり魔力不足か...ここはヴィンばあに代わってもらおう。

「10分もできるのか...魔力量わしより多いんじゃないかの?」

「私は10分以上できるぞ、風の賢者じゃしの、遊び疲れるまでやってやろうか。」

自分に使うのなら10分以上できると思うのだが、制御が難しい、ネルちゃんが体を曲げた方の風を弱くしたりしているので精神的にも魔力的にも来る。

魔力尽きるのも、()()魔法だと早いので今度から練習はこれにしようかな?

そんなことを考えながらネルちゃんの笑い声を聞いてほっこりする。


小説は続けようと思います。

なるべく待たせないようにはしますが趣味で書いているので頑張りはしません、これが仕事ならちゃんと書きます(書けるとは言ってない

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