1章? ぷろろーぐ的な?
わからんけど長くなった
今日は5歳の誕生日である。
この日のために準備はたくさんしてきた。
魔力の底上げ
ご飯を食べて身体能力をあげること
今身長は120くらいあるみたい?
村の子供たちと比べているが平均身長くらいは超えている気がする。
やはりよく食べているからだろうか。まぁ平均体重も超えている気がするが。
太ってないかはやはり気になる。ネルちゃんが来るからだ。
なによりそれが大事である。誕生日後は特訓も始まるので引き締まると思うのだが。やはり太った気がする。確実に。
さて前回と同じ様にヴィンばあが来た。
去年もそうだったのだが、ヴィンばあは主役は休めと休ませて来る。
私が楽しかったらいいと思うのだが、だめらしい。
ここはまぁ甘えてしまって、ネルちゃん家族を迎えに出よう。
ネルちゃん家族は相変わらずの父娘のトレースしていてくすっと来るのだが、今回はネルちゃんは私に対して抱き着いてくれた。神である。女神である。
手には一昨年作った杖が握られていた。
「リーちゃんあのね?」
なぁに?と答えると
「とっても嬉しかったの...ありがと」
と言ってくれてなおかつ、ほっぺにちゅーを...ゴクリ
ぷにぷにの唇が可愛らしいですね、はい、決してロリコンではなく、ネルちゃんが可愛いだけd
「リー顔がだらしないわよ」とお母さんから
それはしょうがないと、お母さんに告げたのちに、ネルちゃんと家に入る。今回はジョンは無視である。後ろで無視すんなと吠えた気がしたがそれでも無視をしておく、すると後ろから
(せっかく魔物肉持ってきたのになぁ)とくぅーん...とうなだれながら、悲しそうな顔をしているではないか、それではしょうがない、行って褒めて撫でてやろうではないか。
「そうそうリーちゃん、ジョンが魔物を狩ってくれて今回は焼き肉にしてもらおうと思うんだけどいいかな?」
それはお父さんに聞かなければと答えたら
「あら?もうパパは卒業したの?ま、兄さんには私から言っとくわよ、あなたたちは遊んできなさいな。」
ふむ、やはり魔法学校に行くという決心からパパママ呼びはやめようかなと思っていたのだが早かっただろうか?
ためしにネルちゃんに聞くと
「パパとママはパパとママだよ?」と帰ってきた
可愛すぎて辛すぎる。
何をして遊ぼうか?と、手伝いで貯めた貰ったお小遣いで買った(お父さんに)ボードゲームがあるのだが、チェスのようでネルちゃんには少し難しいかなぁと思いながら思考を凝らしていたら
「リーちゃんは魔法使える?」と
うん、使えるよと
「あのね、ママから聞いたんだけど魔法学校?に行くんでしょ?私もねリーちゃんと一緒の所に行きたいから魔法を練習してて、見てほしいの!」
おぉ、あの静かな子だった目がぎらぎらと萌えt...燃えていて、とてもかわいい。
いいよ、と返してあげると
「じゃあ、お庭に行こう!」
我が家の庭はそこまで広くないけど大丈夫かなと心配になりつつ、ヴィンばあとアスばあについて来てもらって庭で魔法のみせあいっこすることにした。
まずはネルちゃんが魔法を見せてくれるらしいのだが見学者ぼそぼそと二人の声が聞こえてくる。
「大丈夫かの?結構わが孫やばいぞ?ネルちゃんは落ち込まないかの?」
「こっちの孫もすごいぞい...とりあえず火消しの魔法を用意しとかんとの、ヴィントスお前さんは水魔法使えたかの?」
「まかしとき、最悪風魔法で消えるまで宙に浮かしとくわい。」
ふーむ、とぎれとぎれでしか聞こえないがネルちゃんは凄いらしい。とここで
「いい?いくよー?」
うんというと
「[炎]よ[炎] [我][イグニス]の[家計]より [炎]の[使い手][ラーネルト・イグニス]なり [炎]の[契約者]として[火]を[貸したまえ]」
途中でアスばあが止めに入ったが詠唱は止まらない。ヴィンばあは高みの見物である。
詠唱を言い切った瞬間目の前が光ったと思ったら、自分が炎に包まれている...あれ?何この状況?
幼児期の次は幼少期です。二年位の物語であると信じています。
次は二日後か三日後0時更新です
毎日更新できるときは仕様と思います。