9話
ごめんなさい、また遅れました。
結論から言うとママは許してくれた。
魔法学校では魔法以外にもコースによって戦闘やマナー、日常生活で役立つものや冒険者になるためにはなど、行っといて損は無いので楽しんでこいと、ただ入るお金が我が家では…なので特待生として受かることが条件付けられた。
こんな異世界の特待生とか無理だと思うのだが受けることは何回でも出来るらしく、お金がない子は仕事の傍ら勉強しながら特待生に受かるべく魔力を鍛えているらしい。
そんな中、私は受かる事だけを目標に頑張ればいいのだから他の人には申し訳ないが速いうちから努力させてもらおう。
とりあえずは、まだ三歳という事もあり、ママが本気にしてない可能性も大いにあるので、魔力をつけるためにもいい年になったらパパにでも稽古をつけてもらって、魔物くらい一人で狩れるようになってから、改めて本気だという意思を見せようではないか。そう決めたリーシャであったが、何分三歳である。できる範囲は限られているので今はできることを地道に積み重ねていくだけである。
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杖と手紙を送る時期になった。あれから二カ月が経ったがあまり進歩が無いように思う、しかも杖の持ち手の底にしか堀を入れてないので尚更である。
入れた柄は猫にして、やすりを掛けたりして、なるべく綺麗には仕上げているのだが満足が行く代物にできなかった。
パパママはなぜか興奮しながら大丈夫と言っていた。
やはり三歳なのがだめなのだろうか。。。この程度で大丈夫と言われこれを出そうというのは妥協ではないか、必死に伝えては、いるのだが流されがちである。
手紙はそこそこ自分の中では完成度が高い方であるが、なにせ紙である。やはり杖を仕上げてなんぼだと思うが、そこだけが悔いに残っているまま、杖と手紙は村の役所に預けられた。
この村では冬は閉ざされるため、こうやって郵便物を早めに出して届けてもらうのである。もちろん出ようと思えば出れるのだが、視界が悪く魔物が活発になっていたりするので子連れでは到底おすすめはできない。
届ける日程も設定して、あとは届いて冬明けを待つだけである。
次にネルちゃんと会うのは五歳の時である。
それが今から楽しみでしょうがない。
5歳は手を出してもいいのではないだろうか?
同い年だから犯罪ではない。しかもここは異世界である。
何も問題はない。
問題しかないので何もしないがちゅーくらいにしとこう。
ちっちゃい幼女と美少年がちゅーしているだけなら絵面的にも問題はないはずだ。
再来年を楽しみにしながら魔力を鍛えて行こう。
目指せ詠唱と魔法陣?の簡単なやつでも発動できるようになること。力をつけてナイフと弓を使えるようになること。
そのためにはしっかり食べなければ。まぁパパの料理はおいしいので何も問題はない。
魔物の肉も美味しいらしいのでパパに頼み込んでみよう。
日本人特有のやばい作品なのに満足できてない奴~www
それもう十分だからリーシャちゃんの目マジ怖いから早く出してしまいましょうと家族会議で決定していました。
今回は考えていたらいつの間にかAPEXを開いていて、いつの間にか22時で間に合いませんでした。とてもすみませんでした