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転生者は他人の真似が上手なようです!  作者: 初心者P
第1章 転生 ~異世界に転生して、第二の人生を歩み出す~
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第1話 転生するっぽい

何もかもが初です。本当に幼稚な書き方に内容です。「ここはこうしろ!この馬鹿が!」的コメント、どんどんください。言われた場所は絶対に直します。


それでは、どうぞ……

 始めまして、俺の名前は橘悠斗。今起こっている事を説明させてもらう。聞きたくないと言われても説明するぞ。


 今、俺の目の前にはいかにも女神風の人?がいる。しかも、俺の事をニコニコとした顔で見ている。なんだろう。

 いったい俺になにか用があるのだろうか。


 俺は意を決して女神?に話仕掛けてみる。


「あの……」

「はい?」


 俺が話しかけると美しく澄んだ声が返ってきた。うん、この声を聞くためならずっとしゃべっていられる。


「ここっていったい……それに、あなたは?」

「ここですね。簡単に言えば、死後の世界です。そして私はそこの神様ですかねー?」


 何故に疑問系……。じゃなくて!まさかの死後。要するに俺って…………


「死んだ……のか?」

「はい」


 何故に嬉しそうなんだ……。女神様はニコニコとした表情を一向に崩す様子も無く、俺の顔をずっと見てくる。


「あの、いくつか質問いいですか?」

「いいですよー」


 軽いな。まぁ、質問できるならいいか。


「じゃあ一つ目、何故俺はここにいるんですか?」

「死んだからですねー」

「……二つ目、俺に何か用があるのですか?」

「ありますよー」


 あるんだ。これは予想外だ。俺に用なんて、なんだろうか。


「三つ目、その用とは何ですか?」

「あなたには異世界に転生してもらうのですよー」


 なーるほど……って、えぇ!?


「て、転生?」

「はいー」


 なんか、さっきからこの女神軽くない?


「あなたには異世界、分かりやすく言うと剣と魔法の世界に転生してもらいます」


 剣と魔法とは、まさにファンタジーだな。だが、何故に俺が転生するんだ?


「何故、俺なんだ?」

「それはー……」


 女神様は少し溜めるとニコッと満面の笑みを浮かべる。俺はその笑顔に吸い込まれそうになる。まさに女神の微笑みだった。


「あなたが気に入ったからなのですよー」


 俺が気に入った?ドユコト?


「もー、ニブチンさんですねー。要するに、一目惚れですよー」


 ひっとめぼれ?…………ごめん、俺には何を言っているのか分からないんだが。


「女神が……俺に?」

「はいー!」


 さっきよりも元気な返事が返ってきた。どうやら本当らしい。この女神はさらりとスゴイ事言ってるんだが、誰か助けてくれないか。


「それでですね。このまま死後の世界に留まらせるのも可愛そうですし、転生させてあげようかなーと」

「それって軽く言ってるけど、スゴイ事ですよね?」

「そうでもないですよー?」


 何この女神。俺の思い描いていた女神と全然違うんだけど。


「転生させるにあたって、ユウトさんには私から特別な力を授けようと思いますー」

「特別な力ですか?」


 なんだろう。チートか?チートなのか?でも、この女神からの力だと以外と普通……と言う可能性も。


「はいー。その力というのはー、えいっ」


 可愛い声を上げながら、女神様は俺に目掛けて人差し指と中指を突き出す。


 そう……目潰しだ。


「うぎゃぁぁぁ!!」


 イッテェ、イッテェよ!いきなり何!?特別な力と目潰しって何か関係あるのか!?


 俺が目潰しの激痛に呻っている中、女神様は未だにニコニコしていた。


「大丈夫ですかー?」

「大丈夫に……見えますか?」


 俺は両手で目を押さえながら女神様の質問に答える。


「大丈夫ですよー。すぐに痛みは治まりますからー」

「そんなことなんで分かる……あれ?」


 女神様にそう言われた後、直ぐに痛みが引いていく。それもさっきまでの痛みが嘘のようにだ。


「なんで……?」

「どうですかー?私が見えてますかー?」


 あぁ、見える。綺麗な顔立ちに笑顔が似合う女神様が見える。


「見える。問題はなにもないな」

「それはよかったです。今のは私から力を送らせてもらったのですよー」

「そうなのか?」


 さっきの目潰しで力を送るとか、この世界の神様はなんて能力を持ってるんだ。送る相手を苦しませてどうするんだよ。


「はいー。私が送った力は『コピー眼』って言うんですよー」


 コピー眼?どんな能力があるんだろうか。少し、ほんの少しだけ期待しておこう。


「コピー眼の能力は大きく分けて二つですー」


 二つもあるのか。楽しみだな。


「一つ目は、一度見たものを記憶に焼き付けるというものですー」

「記憶に焼き付ける?ってことは、一度見たものを忘れないってことですか?」

「その通りですー」


 何それ普通にスゴイ。これはどこぞの学者さん達が欲しがりそうな力だ。


「そして二つ目は、その見たものをコピーすることができますー」

「コピーできる、ってどういう意味ですか?」

「言い方が悪かったですねー。つまり真似することができますー」


 真似?真似とは、そのままの意味だよな。


「要するに、技や動きは見ただけで使えるようになる……と?」

「その通りですー」


 何そのチート。強くね?それって、相当強くね?え、だって一度見たものは二度と忘れないんでしょ?しかも、それを使えるようになるなんて最強ざないか!


「それはスゴイですね」


 俺の素直な感想にご満悦な女神様は説明を続けた。


「では、力を試してみましょうかー。これを見てください」


 そう言って女神様はどこから取り出したのか分からない本を俺に見せる。それも相当ぶ厚い。辞書も目じゃないな。


「それは?」

「これはユウトさんが転生する世界の情報が詰まった本ですー。読んでみてくださいー」


 俺は渡された本に目を通す。女神様には「読むと言ってもパラパラーっとめくるだけいいですよー」と言われたので、パラパラとめくるだけにした。


 直ぐに読み終わったので、本を女神様に返す。


「読み終えましたかー。それでは質問しますねー」

「え?」


 俺が疑問を口にしようとするも、女神様はそんなことお構いナシに話を進めた。


「ユウトさんが転生する世界のお金の単位はなんですかー?」

「コルだな……って、え?」


 俺は無意識に答えていた。特に考えることも無く。聞かれたことに対してスラッと答えが頭に浮かんだのだ。


「正解ですー。では、これの価値は何コルですかー?」


 女神様はまたもやどこから取り出したのか、俺に銅貨を見せる。あれ?なんで俺は銅貨だと思ったんだ?


「銅貨ですか。それは10コルですね」


 まただ。また、頭に答えが思い浮かぶ。便利だが、気持ち悪いな。


「正解ですー。それでは、銅貨から順にお金を言っていってくださいー」

「えっと……銅貨が10コル、大銅貨が100コル、銀貨が1000コル、金貨が10万コル、大金貨が100万コル、白金貨が1000万コル、黒金貨が1億コル、ですね」

「はいー正解ですー。力は問題なく発動しているようですねー」


 女神様がニコニコと笑う。


 ずっとニコニコしている女神様だったが、今はとても嬉しそうな笑顔に見えた。気のせいではなかったと思うが・・・。


「ちなみにですけど、『記録』の能力は常時発動能力ですが、『コピー』はちゃんとONにしないと使えませんので注意してくださいねー」


 ONとOFFが存在するのか。これは頭に入れておこう。


「それと、これはおまけですー」


 そう言って女神様は俺に中身の入った袋を渡してきた。


「これは?」

「それは向こうの世界での生活費ですー」


 俺はそう言われて袋の中を見る。そこには金貨と銀貨がぎゅうぎゅうになって入っていた。


「これ……生活だけなら問題なくできるんじゃ?」

「できますねー」


 ホントにこの女神は軽いな。


「それでは、転生させますねー」


 急だな!?


 俺の足元が光り輝きだす。なんてこったい、早すぎるよ!


「ちょ、ちょっと待って!最後に、最後に質問させて!!」

「なんですかー?」


 俺の必死な説得に足元の光が少し収まる。


「名前!」

「え?」

「名前を教えてくれ!」


 女神様は俺の名前をちょくちょく読んでいたが、俺は女神様の名前を知らない。これはなんだか不公平な気がした。


「知りたいのですか?」


 女神様の表情がさっきとは打って変わって、真面目な顔になった。


「知りたい。俺に一目惚れしれくれた女神様の名を、俺は知りたい」


 俺はそれ相応の態度で示す。これは俺の本音だった。嘘偽りなど、なにもない。


「ふふっ、分かりました。では、名乗りましょうか」


 俺の脚が消えている。まさかの転生は止まっていなかった。


「私の名は、フローリア。覚えて置いてくださいね。ユウトさん」


 俺の体が消え始め、あと少しで消える……という所で女神様が名乗る。


「フローリア……覚えておく。また、会う日まで……・」

「はい!」


 俺は目の前が真っ白になった。その直前、フローリアの微笑みが見えた。ニコニコした笑顔ではなく、女神の微笑みそのものだった。


 こうして俺は、転生した。

指摘された書き方に直してみました。


どうでしょうか、読みやすいでしょうか?


次の話と見比べて、読みにくければもとに戻します。


ですが、読みやすいよいうことでしたら、全話書き直したいと思います。


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