26/28
仲間
『不合格』それとだけ書かれた電子メール
先日まで、鳴り響いた煩い蝉の声は止み。
平日にもかかわらず物静かな朝。
届かなかった結果。
静かな空気の中鳴り響く
バイブレーション。メールが届く
親父からだ。
「結果は残念だったな。だが、ここで諦めたら話にならん。俺の自慢の息子だ、ここではくたばらんだろう。
お前ならやれる。」
続いて、水田からメールがくる。
「結果、聞いたぜ
お前の思いは多分、審査員にも痛いほど伝わったと思うぜ!
今度は、俺と一緒に九州工業で笑おうぜ」
俺は間違えていた。
急いで学校の準備をする。
大切な仲間に会いに。




