闘魂
「わたげ高校野球推薦枠、試験開始を宣言する。」
ついに、始まる。
「では、試験番号0001〜0010番まではこちらに…」
スタッフが忙しそうに、誘導する。
俺の試験番号は0122番である。
俺の前がぴつじ
俺の後が水野
「受かったら、水田とは、会えないのか…」
もちろん、俺としては受かりたいと思うのは山々なのだが、せっかく再開した水田と別れるのは正直、辛い。
「0122!早くせんか!0122!」
そうこうしている間に、順番がきた。
最初の競技はバッティング
投球マシーンから投球されるスライダー、カーブ、フォーク、ストレートが、ランダムにストライクゾーンに投げ込まれる。
5球で、ポイントを稼ぐ、ポイントの合計点が上位30位以内に入ると合格になる。厳しい。
ちなみに、バッティングの場合
ヒット 15点
ホームラン 20点
凡打 5点
空振り 0点
ファールで打ち直し
バント -50点という簡単なルールではある。
100点満点で競われる
初球、カーブが内角に入る上手くレフト前に落ちてヒット15点
2球目、ストレートが内角高めに入る
得意コースである。
思い切り強振した、ボールはレフトスタンドへ
ホームランで20点
3球目、スライダーにつまり、ショートゴロ
凡打で5点
4球目のフォークは、フライになってしまい
5点
5球目は、カーブが外角低めに来る。
うぉーーーーーーーーっっっ!
ギリギリでカットし、ファールにする。
打ち直しで、もう1球
内角低めストレートをセンター返しにし、
ゲーム終了。
60/100と、まずまずの結果であった。
俺は少し不安を覚えた
次のベースランニングは、結果70点という結果が出た。
最後のフィールディング。
得意分野でもある。
わたげ高校名物の100本ノックである。
最後の方はスタミナの問題もある。
ルールは1球アウトにしたら1点、ボールは休みなく一定間隔でノックされる。めちゃくちゃキツい
そして、夕暮れになり、ノックが始まる。
65本までは順調。ノーミスでやってきている。
息が上がってきている。
そして、74球目、足を滑らせてしまい、もたついている間に3球ミスしてしまう。
さらに、集中力が切れ
気づけば11ミスしてしまった。
89/100
239/300
試験は幕を閉じた




