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緊急合宿[上]
8月のある日の練習中
監督が、腕を組みながら、集合をかける
「よーし、全員いるか？」
キャプテンである尾辻に声をかける
尾辻はキャッチャーをしていて、頭がよく、リードも上手い、よくできた奴だ
小学生の時から「ぴつじ」って呼んでいる
「全員います。」
「よーし、いきなりでは、あるが、合宿行くぞ！」監督が、胸を張りながら言った
「「よっしゃーーーーっ、キターーーーーー修学旅行キター」」水田と俺(馬鹿2人と言う)が声を揃える。
水田は、俺の中学校からの、親友である。
「監督何処にですか？」代表して俺が聞く
「福井県だ！」
「「ふくいけん？」」
監督は、馬鹿には、目もくれず話を進める
「かの、強豪戦国中学校と、練習試合をすることになった。」
戦国中学校とは、野球と文化部では、30年間無敵と呼ばれた超名門校である。
オワタ
合宿は、次の土日を使って行くことになった
