プロローグ
この作品は完全にフィクションであり、
実在に存在する国家、人物などとは一切関係ありません。
また、登場する兵器等、現実と類似しているものが
多々登場しますが、一切関係ありません。
20XX年4月13日、東北地方日本海―
某国からの武装工作員の部隊が武装艇で領海に侵入。
領海侵犯を止めに向かった最新イージス艦、
DDG-177「しおかぜ」は謎の爆発により爆沈、
同じく上空警戒中だったP-3も謎の墜落を起こした。
それと時を同じくして各所の自衛隊基地、警察署等でも謎の爆発が続出、
日本国治安維持機能は完全に麻痺。
その混乱に乗じ工作員部隊は上陸、国会議事堂を呆気なく占拠した。
工作員部隊の要求は、米国に対する全ミサイルによるミサイル攻撃。
人質は日本政府首脳、国会議事堂職員、そして日本一億二千万の国民。
対策を立てるべく東京都庁が対策委員会兼一時の政府となる。
しかし自衛隊の指揮権は日本政府にあり、法律に縛られた自衛隊は身動きが取れない。
さらに日本各地に潜んでいるNBC兵器(核、生物及び化学兵器の事)を保持した「工作員」の恐怖。
そんなとき、日本は、世界はどうなるのかの「if」―