ビームが少し反抗期なんですけど!!
私はビームでできた道に沿って歩き続けていた。
「うへぇ、ここら辺とかえぐれ方すごいな…」
元々あったであろう木々や草むらは原型を留めない形になっていた。みるだけで痛々しい
(木さん、花さんごめんなさいぃ、、、文句は全部ビームに言ってください、ビームが全部悪いんですぅ。)
「バチッ」
「痛っ!」
(ビームさんすいませんでした;;)
ビームと戯れ合いながらずっと歩いていると、日が頭の上を越すぐらいの時間になってきた。
そろそろお腹も空いてくる頃合い、私は何か食べれるものがないか探すことにした。腹が減ってはなんとやらってやつだね!
辺りを見回すと、木の枝にぶら下がっているそれっぽいものを見つけた。見た目はりんごっぽいけど色合いが紫すぎる。この見慣れなさが、さすが異世界って感じ?
「えいっ!」
ジャンプしてみたがぎりぎり届きそうにない、いつもならこのぐらいの高さ届いているはずなのに…
もしかして身長縮んだ?いやいやそんなバカな、さすがに転移させる神っぽいやつもそこまで意地悪じゃないでしょ、多分。元々150cmも行かない身長のどこに削る部分があるんですかね、ほんと…
……。
(おいそこ、チビって言うな!)
この毒々しい果物と格闘すること5分、さすがにイライラが溜まってきており、体から少しビームが漏れ出すようになってた。
(ん、ビーム?ビーム使えばいいじゃん!)
思い立ったが吉日、早速ビームを出して枝ごと撃ち落とそうとした。
「おりゃ…!」
シュッ…バキューン!ズバァァン!
えっ、、、木と果物が消えた…
(ちょっとやりすぎちゃった〜てへ……。じゃなくて!)
せっかく自分の能力の見せ場的なところだったのに、もったいない…。
果物自体は美味しそう、、、と言えなかったけど、せっかく時間かけて戦ったライバルみたいなもんだったからこの結末はちょっとね…
結局、おんなじようなリンゴもどきを発見
今回はさっき編み出した必殺技”ちょろちょろビーム”を繰り出してリンゴもどきの採取に見事成功!
ちょろちょろビームが安定しなくて、周りの木が悲惨なことになってたのは内緒。
なお責任はビームさんにあるとします。
「バチッ」
「ちょ、痛い!」




