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57話: 迷宮の核心:断絶の狭間

偽りの鏡を抜けた慧と雫は、迷宮の核心で「断絶の狭間」の領域に到達する。

ここでは通路が突然途切れ、断絶された空間が続くため、一歩の判断が全体の進行に直結する。


「……慎重に進む必要がある」

慧は分析者として、断片情報や通路の微細な変化を解析し、安全なルートを導き出す。


雫は直感で、揺らぎの少ない光の帯を感知し、断絶空間を回避して進む。

「右側の光は安定……でも、足元の揺れにも注意」


迷宮内では、他の参加者も断絶の狭間を利用して心理戦を仕掛ける。

視線や仕草、光や影の変化から相手の意図を読み取り、即座に行動を決定する必要がある。


突然、通路の一部が偽装で閉鎖され、二人は迂回を強いられる。

慧は解析で最適ルートを導き、雫は直感で安定した迂回経路を選択する。

「左に迂回……光の安定を確認して進め」


二人は呼吸を合わせ、断絶の狭間の領域を突破する。


やがて空間が安定し、次なる通路が姿を現す。

「突破……成功」

雫が微笑み、慧も静かに頷いた。


断絶の狭間の領域は、心理戦・情報解析・直感判断の総合力を試す場であり、

二人の連携と信頼をさらに鍛える試練となった。


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