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51話: 迷宮の核心:幻影の対話
決断の境界を抜けた慧と雫は、迷宮の核心で「幻影の対話」の領域に到達する。
ここでは、自分たちの分身のような幻影が現れ、言葉や行動で心理的に揺さぶられる。
「……これは幻影だ、だが油断はできない」
慧は分析者として、幻影の動きや言動の微細な矛盾を読み取り、本物の情報を見極める。
雫は直感で、揺らぎの少ない光の帯を感知し、安全な通路を選ぶ。
「左の光は安定……でも幻影が次の瞬間に動きを変えるかも」
迷宮内では、他の参加者も幻影の演出を利用して心理戦を仕掛ける。
視線や仕草、光や影の揺れから相手の意図を読み解き、瞬時に判断する必要がある。
突然、通路の一部が偽装で閉鎖され、迂回を余儀なくされる。
慧は解析で最短ルートを導き、雫は直感で安全な経路を選択する。
「右に迂回……光の安定を確認して進め」
二人は呼吸を合わせ、幻影の対話の領域を突破する。
やがて空間が安定し、次なる通路が姿を現す。
「突破……成功」
雫が微笑み、慧も静かに頷いた。
幻影の対話の領域は、心理戦・情報解析・直感判断の総合力を試す場であり、
二人の連携と信頼をさらに強化する試練となった。




