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15話: 迷宮の核心:初めての連携崩壊

深部迷宮の奥、慧と雫は「迷宮の核心」に到達した。

空間全体が情報断片で埋め尽くされ、さらに心理的圧力が加わる。

ここでは、些細な判断ミスが連携崩壊を招き、突破を阻む試練だった。


「……ここは慎重に進む必要がある」

慧は分析者として、全断片情報を統合しつつ、雫の直感と照合する。


雫は直感で通路の安定を感知し、安全な進路を提案する。

「左の揺らぎは安定している……でも、次の瞬間には変化するかも」


迷宮の核心では、他の参加者が意図的に心理的圧力をかける。

視線や囁き、行動の微細な揺れに惑わされ、二人の呼吸がずれる瞬間が訪れる。


「慧……右に曲がるべき?」

雫が一瞬迷い、指示が遅れる。慧も計算に迷いが生じ、二人の連携が一時的に崩れる。


その隙をつき、迷宮は微細に変形し、偽情報の罠が襲いかかる。

慧は冷静に分析し、雫も直感で迂回ルートを導き出す。

「次の光の安定点まで急げ!」


二人は呼吸を整え、互いの判断を補完して連携を回復。

迷宮の核心を突破し、空間の揺らぎが収まる。


「……突破成功」

雫は安堵の笑みを浮かべ、慧も静かに頷いた。


初めての連携崩壊は、心理戦・情報解析・直感判断の総合力を試す場であり、

二人の信頼をさらに強固にする重要な経験となった。


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