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宝石葬と青年  作者: Noan
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ネタメモ

本編ではないです。

こういうの書きたいなってメモ。

宝石葬を営む男と、その魔法を絵に残す青年の恋の話

面白そうだったら反応お願いします!

いくつかネタメモで上げてるので、好評なものから優先で形にしていこうと思ってます!

フューネ

宝石葬を営む。

無愛想だが、なんだかんだ世話焼きで責任感が強い。

宝石葬の意味について、叔父からの言葉を思い出しながら悩んでいる。


ラヴィ

魔法美術学科4年、卒業課題に宝石葬を選んだ。

天真爛漫で人懐っこく、たまに人の話を聞かない。

病気の兄がいる。



★魔法使い

この街では遺伝によって魔法使いの血が薄れ、年々減少している。

そこで魔法使いを伝統として記録に残す活動を推進している。

魔法は魔法使い同士でしかその光を見ることができない。


★宝石葬

遺骨から宝石を作り出す葬儀の一つ

生前のその人の心の綺麗さと宝石の純度や形などが変化する

今はフューネ以外できる店はなく、その美しい弔い方から予約3ヶ月待ちと人気な一方で、想い人の宝石が濁っていた悲しみで八つ当たりを受けることもある


★美術学校

街で唯一の魔法美術科があり、ラヴィが所属している科。

4年になると卒業課題として街の魔法使いの様子を記録に残す課題が出る


★兄さん

もともと有名な魔法使い。

宝石葬のことは彼から教えてもらった。

余命わずかの難病を患っている

ラヴィに告白をして振られた日に亡くなる



ある国は遺骨を宝石にする魔法を使う男がいる。

最期まで美しく、灰の代わりに輝く愛しい人の宝石を求めてその弔い方は人気があった

しかし、その宝石のできには差があり、それは生前の行いによって宝石の輝きと心の美しさが比例していた。

場合によっては信じていたものの宝石が汚いと、そんなはずはないと恨みを買うこともあった。

男からしたら仕事なのでそんなことは気にならなかったが

ある日一人の青年と出会う。彼の手で作られた宝石をみて、自分が死ぬときはこんなふうにしたいな~なんていう彼と交流を始める。

彼は絵を描くことが好きで、宝石葬の魔法を使う彼を描いていた

しばらくするとそれは病気の兄に見せるためだと教えてくれる


青年は兄が絵を見て宝石葬の予約をしてほしいと言われた

そんなに早く死なれたら困るんだけどと笑いながら

いいよ、君は友人だから…

でも宝石葬は俺はおすすめしないけどと男は答えた


ある日きれいな宝石ができなかったことに腹を立てて掴みかかった客を青年が怒った

逆ギレした客は宝石を掴み彼に投げた

とっさに宝石葬の男がかばうとこめかみが少し切れて青年は激しく動揺した

ごめん…俺が余計なことしたから

大したことない、気にするな

手当てをする青年に男はボソリと呟く

遺骨から宝石ができるなんて美しいと言うけれど結局残された人たちのエゴで

死人からしたら勝手に宝石にされてその出来で心の闇まで暴かれるなんて最悪だという

ただ、おじさんを継いでやったこの仕事、おじさんが自分を宝石葬にしないでくれと頼んだ理由がよく分かる



ある日酷く落ち込んだ青年がやってきた

どうしたものかと悩む男

家に帰りたくないという青年をたしなめて、家に泊める。

同じベッドに入る彼に見惚れていつの間にか美しい宝石のような瞳に引き寄せられて

瞼にそっとキスをしていた

青年は驚きながら真っ赤になっていて、嫌われたかと焦るがふとんに丸まって戸惑う彼が可愛らしく心を奪われる。

子供の頃に眠るときこうしてたとトントンしてあげる

怒りながらさっきの瞼へのキスもそれ?と聞かれて誤魔化す。

悲しそうに落ち込んでいた理由を教えてくれる

兄の命があと一月なのだと医者に告げられたことを


兄から告白された時の話

実はさ、俺たち、本当の兄弟じゃないんだよね

そんなわけないでしょ

なんで騙されないんだ!

あははっ

でも、本当に恋愛感情として、君のことが好きだよ。こんなの正しくないんだけどさ。

えっ…と…

急に言われても困るよな~。別にすぐに返事しなくていいよ

俺が死ぬまでにくれたらさ?

がちゃりと兄の部屋から出てくると母が壁に寄りかかってる

えっ…

しー

下のリビングでお茶をしながら

あのさ、俺等って本当に兄弟だよね??

当たり前でしょう。ちゃーんと私のお腹から出てきた私とパパの子どもです

あの子にとっては嬉しくないでしょうけど

俺…なんて答えたらいいか、分からなくて…

母として、こんなお願い間違っていると思うけれど

受け入れなくていいから、できれば答えを先延ばしてほしい

どういうこと?

もしあなたの答えを聞くことが、あの子にとって少しでもこの世にとどまる引っ借りになってくれたらなんて…

ごめんなさい…

母さん…、分かった…

涙を流す母を抱きしめるラヴィ


ねえ、そろそろ返事が欲しいな

…ごめん。兄さんやっぱり僕は、兄さん以上の感情を持てない

もうすぐ死ぬ人間なんだから嘘でもついておけばいいのに、それができないから、好きになっちゃったんだよな。…困らせてごめん。

…好きな人ができたから?

え⁉

分かるよ…。きっとこの絵の人でしょ。宝石葬の絵ばっかり描いてるし、魔法じゃなくてこの男がメインになってるから。君の気持ちがすぐ絵に出る

…ええ…まじか。

ムカつくな~…

そんな会話をした日だった。

兄が息を引き取ったのは。


ある日、土砂降りの中、傘もささずに店にやってくる

兄さんが亡くなって葬式だったんだと

慌てて拭いたりお風呂に入れたりする

不安そうな青年を心配して、家に泊める。

予約していた宝石葬にするかという提案に青年は首を振る

寝っ転がりながら青年は男に、

兄に告白されていたこと。

それを断ったこと。

どんな声をかけても薄っぺらく感じそうで。

ただ頭を撫でることしかできなかった

そしてお互いに違和感もなく自然とキスをした


朝起きてキスをしたよなと戸惑ってる男に青年はやっぱり宝石葬をしてくれないかとお願いする。

自分への思いがどんな宝石になるのかを受け止める必要があると思ったから

それが自分があの人に返せる唯一のものだから

そして彼の望みだったから

宝石葬をしたさいには濁りつつも確かに綺麗な宝石が出来上がった

それを眺めながら、バカだなと泣きながら笑った。

そして男に向き合って、これをしないとあなたに告白できないと思ったから

といって、二人は結ばれる。


老婦人が店を訪ねる。

亡くなった旦那の宝石を作ってほしいと。

宝石葬はその人の心によって形や純度が変化する。どんな形であれ、受け入れますか?

昔ならそんなこと聞かなかった。

老婦人はええと答えた


出来上がった宝石を見て宝石葬は老婦人が傷つかないか悩む。

青年は、笑いながら、変わったね。そんなに悩むこともなかったのに。

老婦人がやってきて、宝石をみると、泣きながら笑い始めた。

あの人昔はやんちゃでね。私を見つけてから一筋になったのよ?

それを聞いた宝石葬は驚きながらもにっこりと笑う。

あら、あまり笑わない不愛想って聞いてたけど、そんなこともないのね。

笑うと男前だわ~私の孫、嫁にしない?

と冗談で老婦人がいうと、青年が横から宝石葬を抱きしめて、だめ!と思わずいう。

ぽかんとする男、笑って、間に合ってます。


彼を見て初めて自分が宝石葬をやっていてよかったと思った。

亡くなった人の気持ちを形にできるなんて

そして次に進むための後押しになるなんて

男はそれまでどんなに汚い宝石ができて、悲しんだり怒ったりする人がいてもなんとも思わなかったから、少しだけ、宝石葬の意味を知ることができた。

その仕事をする隣で青年は兄の好きだった絵を描いていて笑った




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