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空を眺めて  作者: uta
1/3

口癖

「あ~死にたい…」

 最近この言葉が口癖になっている。


 綺麗に晴れた空を眺めては、何度も一人でつぶやく…。

 そう…何度も何度も。


 決して嫌なことがあった訳ではない。辛いことがあった訳

 でもない。


 ただ何となく…。


 誰もが一度は考えた事があるであろう、自分が死んだ後に

 どうなってしまうのか…?考えれば考えるほどに、言葉に

 はならない闇が迫ってくる。いくら考えても分からない。


 なぜ今ここに立っていて、何のために生きているのか…。


 「あ~死にたい」


 俺は今、自分というものに飽きている。


 そう。


 自分自身の存在に飽きている。


 俺は、とても卑怯で臆病者で最低の人間だ。

 

 ただ何となくこの時代を流れのままに、身を任せて生きている。

 いやその場その場にあった、嘘という名の仮面をつけて生きてい

 ると言ったほうが正しいのかもしれない。


 自分を隠す、嘘という名の仮面をつけて…


 「あ~死にたい」

 

 そんな事を考えている今日は、少し肌寒い陽気

 しかし空は綺麗な青空だ。


 


 

 


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